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備忘録

きょうの広島は朝から雪。そんなに寒くないんだけどなあ…
朝すこし早めにうちを出て、鷹野橋のサロンシネマで友人と映画を見て、
午後からは、いわきの友人と合流し、平和公園の碑めぐりにまぜてもらった。
ガイドしてくださった大月さんは、広島で義捐金を呼びかけ、たらちねに放射能測定器を寄贈してくださった中心人物だ。公園を歩き回り、碑の前で聞かせてくださった話には、これまで知らなかったこともたくさんあり、とても勉強になった。
その後、袋町小学校となりの市民交流センターに移動して、春風三平さんによる被爆体験を聞かせていただいた。
春風三平さんとはもちろん芸名、本名は月下さんとおっしゃる。ふだんは市内の教会の牧師さまで、お人形のしんちゃんとともに、腹話術による語り部活動をされている。もう40年以上にもなるそうだ。
67年前の8月、月下さんは爆心地から4キロの距離にある戸坂で被爆された。
2歳8ヶ月。被爆の直接的な記憶はないそうだが、お兄さんやご両親からの被爆体験を話して聞かせてくださった。
月下さんは、「原爆の子の像」の佐々木禎子さんと同い年。原爆投下から10年たった頃、禎子さんの死を知ってから、原爆症への不安をはじめて意識されたのだという。幸いなことに大きな健康被害を感じることはなく過ごされたとのことだが、被爆者手帳をお持ちで、注意深く過ごしてこられたとのことだった。

月下さんは話してくれた。
広島の人は長く、原子爆弾のほんとうの恐ろしさを知らされることなく生きていた。米軍は直後から調査をしていたのにも関わらず、その結果を長く隠して続けていた。原爆症で体調を崩す人々に、医師はなすすべを持てないまま十数年を過ごさなくてはならなかった、と。
福島でも、事故後ごく初期の段階で知らないうちに被ばくしている人たちの、その後の健康被害が心配だと。注意深く管理していくことが重要なのだ、と。

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