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とどきますように

今日、小名浜第一小学校で行われる「東北復興応援コンサート・アイルランドからの歌の贈り物」のため、
出演のリアム・オ・メンリィさんとスタッフ、そしてアイルランド大使のジョン・ニアリー氏が昨晩いわき入りされた。予定より早い到着だったので、きゅうきょ夕食をご一緒することになった。

公演の実現には2年にもおよぶ長いストーリーがあるが、今回はとりあえずそれは省くとして…
今回の公演を主催する、ジョン・二アリー大使に、おたずねしてみたいことがあった。
プランクトンの川島さんから、大使が震災直後に自ら運転して被災地を訪ねた、というエピソードを伺っていて、そのことに驚きと疑問を感じていたから。一国の代表たる方が、まだ安全も確保されない状況でそこまでの行動を起こされたのはなぜなのか。

震災直後、大使館には本国から、在日アイルランド人の安否を尋ねる問い合わせが相次いだ。
ひとりひとりに連絡を取り、安否確認をしたがどうしても連絡を取ることができない人が仙台に2名いたとのこと。本国の家族の連絡を受け、直接行って確かめるしかないと思い立ち、車を走らせた。
そ当時仙台はまだ大規模停電中。余震も続き、高速も閉鎖されていたが、完全スルーで仙台入りし、二人のアイルランド人の自宅を訪ね無事を確認し、その後の帰国の手配をしたそうだ。
訪ねてこられた人たちは感激しつつも「なんで大使がわざわざ!?」と驚かれたそう。
そりゃそうだよ、びっくりするよ。
でも、その大使の行動力に、アイルランドの家族の人々も感服したことだろう。

大使はきっと、一人の人間として純粋に行動することを選んだのだと思う。
自国の国民を守るためにとるべき行動にはさまざまな方法があり、それだけが正しい、ということはない。
でも、ジョン・二アリーさんの魂は、そうしたい、そうすべき、と思ったから、自ら動いたんだな。
そういうことなんだ、とおもった。

アヌーナのメンバーも、リアムも、「ひとりひとりと向き合うこと」の大切さを心得ておられるすばらしいアーティストたち。彼らの音楽にのせて、大使の思いも一緒に届くといいなあ、と思う。

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