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うまれたまちのものがたり

なんか身体がとろんとしている。泣いたあとみたいだ。

この3連休は、演劇と映像のワークショップ「うまれたまちの物語」だった。
最近とにかくイベントが多いいわき。そのうえ朝10時から夕方5時までみっちり、
3日間通ってこれる人は、8人あつまっただけでもよい方なのかも知れない。
高校生から50代まで、職業もまちまちの8名。アリオスのスタッフもときどき参加者として関わらせてもらいながら、一緒に密度の濃い3日間を過ごした。

いまここは、いわゆる被災地である。今回の参加者には津波でうちを壊されてしまった人もいる。
実家が待避区域にあり、「うまれたまち」に戻れない人もいる。
幸いなことに震災前と同じ生活(?)を続けることが出来ている人々も、不安や悲しみと共存しながら日々を過ごしている。
講師の柏木陽さん、杉田協士さんは、そのことにことさらふれるでもなくいたずらに目をそらすでもなく、ゆったりとそして細やかに、ひとりひとりをみていてくれた。
そして参加者同士も、そのようにひとりひとりと関わり、自分と関わることができたのではないかとおもう。みんな、ほんとにのびのびと、心を許してその場にいた。
3日間、グループの組み合わせやテーマを何度も変えながらとにかくたくさんの映像を撮った。
最終日も、発表会の構成や稽古に費やすべき時間も削って、ぎりぎりまで撮った。
そんなわけで、観に来てくださった方にとってはいささかたいくつだったり冗長だったりするものに映ったかも知れず、申し訳なくも思ったが、柏木さんがそうしたかった理由はそばにいてとてもよくわかった。

震災以来、新しく人と関わるのがおっくうになってしまっていた。音楽や舞台にもあまり興味を感じなくなってしまっていた。そんなことでは仕事にならないし、なにより自分自身がどんどんきつくなる。なんども奮い立たせようとするけど、恐怖心が先に立ってしまう。
しかしこの3日間ですこーし、変化してきたように感じている。
どう変わっていけるかな。

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