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ふくふく牧場へいってきました。

広島は暑いです… ちょいばて。
しかし、いわきにいる間ずっと調子が悪かった目が治ってきた。
半月ぐらい目やにがひどく、コンタクトが白濁するほどだったのだが、
昨日くらいからまったくなくなった。これって…? とかいろいろ考えたりして。

昨日はレンタカーして三次へ。
田人・貝泊にちいさな牧場をいとなんでいた、ふくふく牧場の紀生さん奈津さん夫妻が、動物たちと避難してきているのだった。紀生さんは広島出身。以前働いていた牧場の古い牛舎を借りずまいに、これから中国地方で新天地を探すのだそう。牛さんたちの被曝検査がようやくおわり、放牧ができるようになったばかり、ということだった。
牛さんたちはずいぶんなつっこくて、奈津さんをみつけるとのしのしと近寄ってきた。
おそるおそる手を伸ばすと身体をなでさせてくれた。かわいーなーと思ってどんどんなでていたら、気づくとバッグや上着をもぐもぐ…着いて10分でよだれまみれ(笑)。
つい2週間前にうまれたばかりの仔牛にも会えた。
お昼ごはんを食べに小一時間ドライブし福富町へ向かう道すがら、おいしいベジタリアン料理を出してくれる眺めのよいレストランで、とにかくいっぱいおしゃべりをした。

NUUさんのおでかけアリオスがきっかけで奈津さんに出会ったのが3年前。
お二人のことをそんなに深く知っているわけではないけれど、
とても憧れていたというか、尊敬していた。大好きだった。
彼らが貝泊を出ると決めたことを知ったとき、
こんなに実直に生命と向き合い、生命を慈しみながら生きている人たちが、
こんなに悲しいつらい思いをしなくてはならないのか…
月並みな表現なのかも知れないけど、あまりに理不尽だと思った、悔しかった。

「牧場のお仕事をやめて、貝泊の人々と支え合いながら生きていくこともできたし、それもよいかも知れないと思ったこともあった。だけど自分たちはなんのために貝泊にきたのか、何を目指しているのか、を考えたとき、やっぱり新しい場所を探さなくてはと思った」
奈津さんは淡々と話してくれた。
紀生さんは「いわきの人たちのために、やらなくてはと思うことがたくさんあるのに自分はまだ何もできてない」と苦しそうに言っていた。ぜんぜんそんなことないのに。
でもその苦しみは、私の中の同じ部分にびんびん響いてきた。

ちいさくてもいいから(というかむしろ小さな規模で)、いわきの子どもたちのために、連携してやれることを一緒に考えて動いてみようというはなしをして、別れた。

この先、仕事も含め自分はどうやって生きていくのかぜんぜん見えなくなってしまい、今回長い休みをもらうことにした。まだ考え始めたばかりでいまも全然わからないままだけど(てか2週間休んだからってわかるとも思わんが)、どこに住んで何していようと、これから死ぬまで「いわき」は私についてくる。だったら出来る限りの愛情を持って、そのことに向き合い生きていきたいと思う。
うまくいえないけど、今の正直な気持ちです。
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広島にて

きのうから広島に戻っている。
到着したときは暑くてたまらなかったが、今朝はひんやりと涼しい。

地元の新聞を見るとやはり「フクシマ」という文字がちらほらと目につく。
自分たちの過去の経験を福島の現状に活かせることはないのかを考えたり、
放射能被害にあった他国の都市などとの連携もとっているようだ。
被害の内容や規模がまったく違うことはわかっていても、やはり自分のことのように案じ、何か行動したいと思うことは、ヒロシマの人にとってはごく自然のことなんだろうなあと思う。

数日間過ごす間に、友人ともいろいろ話をしてみようっと。

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超雑文・旭川レポート

旭川ツアーから戻ってきた。
想像していた以上に楽しく、充実した日々で、長いと思われた1週間はあっという間に過ぎていった。
最後の晩に風邪と疲れで発熱してしまった子がひとりいたものの、そのほかは大きなアクシデントもなく、ほっとした。来週からはいよいよいわきでのワークショップ。これを書き終えたらまずは気持ちを切り替えることにしよう! というわけでざざーっとレポート。
写真の貼り込み方がうまくできなくて、読みづらくてすみません…


到着から2日間は、旭川観光。
旭川市のお取りはからいで、市のバスで科学館や動物園にご案内いただいた。
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伊藤市長さん(元JALパイロット!2期目にして40歳!イケメン!)にも全員で表敬訪問した。
今回の渡航費を助成してくださった道の上川振興局では、ちょうどご挨拶に伺った時間がナガサキの原爆投下の時刻と重なり、みんなで黙祷をした。

3日目からは、旭川のこどもたちとのワークショップ。
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何度も経験のあるOVO NOVOのメンバーがきっちり演奏できるのはある意味当たり前なのかも知れないけど、旭川の子たちはすべてが初めて。しかしもともとジュニア・ジャズ・オーケストラのメンバーだった子も多く、リズム感は抜群で、アンサンブルはばっちりまとまった。舞台に飾る大きな絵幕も、すばらしい仕上がりになった。


しかしいわきの子どものテンションに、旭川の子どもたち最初はちょっと押され気味かな? と心配していたが、コンサート前のリハーサルで一気にまとまった。これは舞台監督さんのはからいの素晴らしさだと思う。ほんとにちょっとしたことなんだけど…
開演直前、OVO NOVOのメンバーから、出演者やスタッフに手作りのミサンガをプレゼント。
(前夜にみんなでつくりました…)
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それぞれに腕や髪の毛に結び、気持ちを高めて舞台にむかった。
もちろん、すばらしいステージになりました! ブラボー!
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子どもたちだけでなく大人も、朝起きた瞬間から眠るまで、まさに寸暇を惜しんで一生懸命遊んだ。
こんもりとした緑の森のなかを歩いたり、ばしゃばしゃと川の中ではしゃいだり、
芝生のグランドでサッカーしたり、夜は星の観察、花火…
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こどもを寝かせた後、大人はビールを飲みながら他愛もないことばかりを話し、笑い… 
すべてが得難いよろこびだった。


今回私たちを招いてくださった実行委員会のみなさんは、気取りのない方々ばかりで、一番緊張していたホームステイ(一晩だけお世話になった)でも、すっかりくつろがせていただいたようだ。
ちなみにまさのりを肩車してくれているのは市議会議員さんです。ふふふ。
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お昼ごはんに日参したグリーンツーリズムのレストラン「ピルカノ」では、伺う度に畑でとれた新鮮野菜をかごいっぱい持たせていただき、自炊の食卓はとってもヘルシー!
しかし、お母さんたちの手際の良さといったら… というか、わたしは下ごしらえから食器の片付けまでしかられっぱなし。自分では家事能力はそんなに低くないと思ってたんだけど…
そのほかにも、実行委員会のみなさんとのジンギスカンパーティ、旭川ラーメン、あれこれ満喫しました。
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宿をお借りした旭川市の青少年むけ宿泊施設「富沢ふれあいの家」では、尾崎館長さん始め、守衛のおじさんやボイラー担当技師さんまで、ほんとうに親切に接してくださった。
コンサートの夜、帰ったら、館長さんがこんなにすてきなメッセージを残してくださっていた。
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一番最初に、亮さんと、実行委員会中心メンバーでベーシストの佐々木さん、パートナーの村田さんからこのお話を頂いたのは、わずか2か月半前。紆余曲折があり、一時は正直あきらめかけたが、旭川市のスタッフもふくめ「こどもたちのために」という一心で、ある意味「力業」もふるいながら準備を進めた。きついこともたくさんあったが、本当に実現できてよかったと今は思う。
おもてむき「非公式な交流」であるがために、このことをいわき市の人々に直接知っていただける方法があまりないのが残念… というかこれがわたしの限界だなあ… と反省しつつ。

これからさきの自分の人生をどういう風につかっていくかを、あらためて考える機会になった。
ありがとうございました。

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OVO NOVO、旭川へ。

いわきアリオスで2008-2010年の3年間行っていた渡辺亮さんのパーカッションワークショップ。昨年で終了することになったが、参加者から「亮さんとこれからも演奏したい!」という声があがり、この春、市民とアリオスによる実行委員会「OVO NOVO」を結成した。

そのOVO NOVOが、旭川へ遠征することに! 亮さんがいわきで立ち上げた、サンバ&アートの複合スタイルのワークショップが、被災地・いわきと旭川の子ども達の交流を目的としたプログラムとして実施されることになったのだ。参加メンバーは25名。交通費と宿泊費は北海道と旭川市からサポートをいただけることに。ワークショップへの参加以外にも、旭山動物園や市科学館にもご招待いただけるとのこと…
ふだんストレスの多い生活をしている子どもたちが、旭川の自然の中でのびのび過ごすことができたら… そして、これまでのワークショップもそうだったように、たくさんの友達ができたら。

こういう状況になって、OVO NOVOは、果たして来年アリオスから完全独立しての本格始動に向けて、本当に動き出すことは出来るのだろうか、正直全く見えない。今回の旅と翌週のいわきでのワークショップで、すこしでも糸口を見いだすことが出来たらと思っている。

というわけで、明後日から1週間、いってきます。

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