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どこにいてもつながっているよ

2008年から3年間行ってきた「渡辺亮パーカッションワークショップ」の参加者有志と、
「OVO NOVO」というグループを立ち上げ、この春から動き始めることになっていた。
きのうは、震災後はじめてメンバーが集う日。

一昨日、前乗りした亮さん&のりさんと一緒に、海岸ぞいを走る。
最初に自分がうけたショックを思うと、亮さんをお連れするのはちょっと心配だった。
アーティストの心は、私たちなんかと比べものにならないほど繊細で、むきだしだから。
亮さんは「これからも長いつきあいになるのだから、いまのいわきの姿をみておきたい」と言ってくださった。ワークショップで通った、四倉、小名浜、植田を回った。
「みておくことができてよかった」と亮さん。

翌日は早起きして、湯ノ岳山荘へ。
亮さんはとにかく早くみんなに会いたくて、朝ご飯の前からそわそわ。歌うわたたくわ踊るわ…(笑)

到着してみたらすでにたくさんの家族が待っていてくれた。
亮さんが用意してくれたカッパの塗り絵ブック「オーヴォ・ノート」をみんなで作り、
輪になってお弁当を食べ… いよいよワークショップ開始。
子どもたちが声を上げて笑っている。みんな、何も言わなくても亮さんの合図でいつもの曲を打ちだせる… 泣けた泣けた…

2年前のアリオスのグランドオープンの時に、ワークショップの参加者有志で結成したOVO NOVO。
そのときに作った旗を矢吹が用意してくれていて(えらい!)、みんなの演奏に合わせてぶんぶん振った。

ワークショップ終了後に大人たちはミーティング。子どもたちはオーヴォ・ノート作りやら、外でカブトムシの幼虫探しやら。

2月末に実行委員会の立ち上げをみんなで確認しあって、その2週間後の震災。
メンバーの中には自宅が津波被害にあった方もいる。子どもたちのあびる線量を少しでも少なく、と遠くに避難されている方もいる。それぞれの生活に必死な参加者の皆さんに、いきなり「今後のプラン」を相談するのはどうなんだろう、と自分でもかなり迷いがあった。
でも、少しでいいから「みんなでこのまちの未来を考える、こどもたちの未来を考える」という思いを取り戻す、きっかけをつくってみたかった。
やっぱりちょっと乱暴だったのかもしれない。時期尚早だったかも知れない。まだすこーし、くよくよしている。

でも、ほんの1ミリでもいいから、顔をちょっとあげてみるきっかけととらえてもらうことが出来たなら。さまざまな考えをもつ者同士が互いの存在を尊重し、大切に思いあう気持ちをもてたなら。
切に願うばかりだ… というか、私自身が、そうなりたいんだ。

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Comments

いい仕事しているね。

Posted by: どらむすこ | 2011.05.03 10:50 AM

ぺこちゃん。
いつも真剣に、体当たりで接してくれてありがとう。
悩むこと、考え込んでしまうこともたくさんあるけれど、OVO NOVOは、子供たちの明るい未来をはぐくむ、正に「新しいたまご」。
いろいろ意見の違い、立場の違い等ありますが、子供たちの明るい未来を想う、願いは一緒だと思います。
くよくよさせてしまった原因は私にもあるな・・・ごめんなさい。
私もいろんな考え方のみんなが互いに尊重し合える仲間でありたいと思います。いつもいつも、本当にありがとう。

Posted by: soramimi28 | 2011.05.03 09:37 PM

ありがとうございます。
わたし、みんなにあえて、ほんとに、いわきに戻ってきてよかった、
戻ってこれる場所があってよかった、っておもってます!

Posted by: peco | 2011.05.03 11:59 PM

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