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ゆうぐれ

やることいろいろあるのに仕事に全然集中できなくて、
気晴らしに散歩に出た。

来週やってくるアーティストの交通チケットを買い、
本屋とドーナツ屋に寄り道買い物したら、ちょっと気が晴れた。
「われながらかんたんなやつだ〜」と思いながら仕事場に戻る途中、上司とすれ違った。
「仕事場しかいくとこないなんて、さみしい人生だなあ」とからかわれた。
あまりに図星でちょっと泣きそうになった。
もう少し歩いていったら、元同僚たちが仕事を終えてのみに出かけるところだった。
仲良く楽しそうに歩いてて、これまたなんかさびしくなってしまった。

自分できめてここに来て、自分できめてひとりでいるのに、
なんでときどきさびしくなっちゃうんだろうね。

益田ミリというひとがかいた「ほしいものはなんですか?」というマンガをよんだ… 
あたし、まさにこんなかんじだー…

かなりトホホな気分になって、自転車こいで、太極拳教室に。
一緒に習ってるおじさんたちはひとりもこなくて、
マンツーマンでみっちりおしえてもらった。
げんきになった。

うん、やっぱりわたしはかんたんなやつだ。

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不惑?

えー、40歳になりました。
静かな朝を迎えております。

10年前の今はまだ佐渡にいたんだよなあ。
30歳の私は、人生の大きな岐路、といってもいい激動の日々を過ごしていた。
ってか、この10年は、佐渡→広島→東京→いわきと、移動しまくり…
はたして40代の10年はどうなるんだろうね。
「どうしていきたいか」という視点をまずもたなくちゃ、と思うが、
ここまで、予測しきれないことばっかりだったからなあ。
いい風を読み取って、こぎだしていきましょう。


ゆうべは、太極拳に初挑戦。
10分と立たないうちに体中から汗だくだく、すごく気持ちよかった。
目が覚めて、きのう習ったところまでを復習してみようとおもって身体をうごかしてみたけど、
すっかり忘れちゃってぜーんぜんだめでした… がんばって通ってみよっと。

明日からは、あたらしいプロジェクトが始まる。
いわきの音楽家たちといっしょにおでかけアリオスのプログラムをつくっていく企画。
見渡してみると今年立ち上げた企画はどれも、けっこう「どっぷり系」が多い。
ひとつひとつ、手間はかかるし「おもたい」こともある。
でも、逃げないで向き合ってみようと思う。

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となりのうちのすてきなまじょ

朝、玄関を出ると、隣のMさんが笹の束をかかえて歩いていた。
うちの近所には、いつも七夕のころに笹飾りが出る。
毎年この時期になると、Mさんは知り合いやご近所さんに声をかけて、
ご自分で、バザーと笹飾りのちいさなイベントを企画なさっているのだ。今年でもう5回目になるのだとか。
「やっとお店の中の飾り付けが終わったの、見ていって?」と声をかけられた。
もーいいや、今日は遅刻だー。
Mさんは、中島みゆきにちょっぴりにている、美人でおしゃまな女性。
たまに姿をお見かけしないけど、いつもにこにこして、かならず声をかけてくださる。
彼女に会えた朝は、なんだかほんわりとした気持ちになれる。
私の部屋の階下で、美容院と絵の教室をやっていて、そこがバザーの会場になっている。
所狭しと飾られた、10人ちかくの主婦たちの作品はどれも素朴で、ちいさな幸せをまとっている感じ。
どうしてこんなイベントを始めようと思ったんだろう… 明日会えたら聞いてみようっと。
笹たちはまだどれもはだかのままだけど、数日のうちに、学校帰りの子どもたちや近所の人たちが書いたねがいごとの短冊でカラフルに彩られていくことだろう。

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さよなら広島市民球場

感傷でものをいうのは良くないことはわかっていますが、
このニュースはやけに悲しい。さびしい。
数少ない、楽しい夏の思い出の場所。
あ、「数少ない楽しい思い出」というとちょっと語弊がありますねえ、すみません。
私はあまり、子どもの頃のことを覚えていないのです。それだけです。

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PIANO STORY

6月29日に、PIANO STORYという新しい企画で、アリオスとおでアリの2公演をおこなった。
「年月の経過とともに、奏でられることのなくなってしまったピアノの音をよみがえらせよう」という企画。
いわきアリオスの前身・平市民会館にあったスタインウェイ(1966年にいわきにきた)と、旧・三和村立合戸小学校(現・いわき市三和地区。1970年に永戸小学校に統合)にあったYAMAHAのアップライト、この2台を、さまざまなエピソードを交えながらピアニスト・田村緑さんが演奏する。これらのピアノや町の歴史を調べるのに、相棒・矢吹や、この企画を応援してくれた広報スタッフ長野のサポートだけでなく、市職員や三和の人々を巻き込みつつ、この日1日だけのコンサートを仕立てた。
たった40-50年前の出来事を振り返るのに、まさかこんな苦労するとは…  
でも、振り返ってみればけっこうたのしかった。
ピアノソナタの楽章間にも演奏者による解説を加えたり、三和ふれあい館では古い写真のスライドをバックに演奏したり朗読を入れてみたりと、ちょっと風変わりなコンサートを、集まった方々はそれぞれの胸の内にある思い出と遊ぶようにして楽しんでくださり、はたで見守る私も幸せな気持ちになれた。

スライドで使用した写真をお返しするために、大谷さんのお宅に今朝行ってきた。
川沿いの道から小道をのぼると、お宅の前にパトカーが… 
ご夫婦ともお元気とはいえ80代後半、まさかなにかあったのか… と一瞬あわてたが、玄関に近づくと元気な話し声が。不謹慎な想像だったな〜と反省しつつ戸を開けると、近所の駐在さんとご夫妻がおこたをかこんで談笑されていた。
「アリオスです」と名乗ったら、駐在さんが「あーアリオスさんかあ!」とにこにこ迎えてくれた。「いやー、3日前のコンサートえがったよお、あの写真は大谷さんが撮ったんだって聞いてさあ、ひさしぶりにゆっくり話をききてえなあと思って来てたんだ」と。
私もおじゃまして、30分ほど話しに加えていただくことに。
もってきた菓子折を差し出したら「もうこういうことはしなくていい、こんな気を遣っていたら長くつきあっていけなくなってしまうぞ」と夫婦口をそろえておっしゃった。

もう、なんだか、胸がいっぱいになってしまった。
結局、いつもわたしはこうして「いただく」ばっかりだ。

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