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とりあえず、ほっ

ヴィルタス・ウィーク終了。そして、わたしの今年の夏も終了。
反省すべきことも、やるべき仕事も山ほど(ほんとにやまほど)あるけど、
まあ、きょうはのもうや!
というわけで、うちでひとり、ちびちびやってます。

この夏に経験したこと、出会った人たちが、
私の中にまたすこしずつ変化がはじまっていることを教えてくれる。
船が、港を抜ける瞬間のようなかんじ。

マストをしっかりはろう!

さー明日からまた忙しくなりますよ。

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小川にて

今日から5日間、いわき市小川町でのおでかけアリオス。

アリオスでこの2月にデビューした弦楽四重奏団「ヴィルタス・クヮルテット」が、小川地区でリハーサルを行い、週末に近所の中学校や、廃校を利用した交流施設、草野心平記念文学館などでコンサートを行うという、ミニ・アーティスト・イン・レジデンス企画。
今日から3日間は小川公民館をお借りしてリハーサル。期間中は、どなたでも立ち寄って聴きに来ていただけるように解放している。

近所の方だけでなく、車で30分以上離れたところからわざわざお越しになる方や、お弁当持参で来られている親子連れもいたりして、初日からなかなかの賑わい。窓の外はのどかな田園風景が広がり、部屋の中を心地良い風が吹きわたる。ある人は終始にこにこと、ある人はちょっぴりまどろみながら耳を傾ける… いやはや、なんとも贅沢な昼下がりですな。こういう環境は、ある意味メンバーにとっても特別なものではないかと思う。ここでできあがる音楽がどんなものになるか、楽しみ。ほんとうはこの場所でご近所の方だけのためのコンサートが出来てもいいのかもしれないなあ。(なにしろ、チケット発売から1週間ですべてのチケットが売り切れてしまったのだ)

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里帰りのような

最近知り合った友人に誘われて、この週末、田人・貝泊地区にある体験型施設「風の谷ブルーベリーファーム」に行ってきた。女子4名で、いそいそと。
仕事を終えて、買い出しをして(もちろんお酒)車で1時間弱。
翌日は午後からまた仕事だけど、こういう気軽にちょっとした旅気分を味わえるのはさすが、自然環境に恵まれたいわきならでは。

田人は「おでかけアリオス」で1年半通い詰めた、私にとってもっともたくさんの思い出が詰まった、だいじなだいじな場所。
地元の方達と実行委員会を結成して、NUUさんのコンサートを中心にしたイベントを作り上げた。
お世話になった皆さんに、一軒一軒訪ねていって会いたいくらいだ…

宿にいってみると、今夜は貝泊地区の盆踊りだという。
知っている顔にあえるといいなあ、とワクワクしながら踊りの輪に加わると、
輪の反対側で踊っている美水さんを発見!
かけよって挨拶をしたら、ものすごく驚きながらも喜んでくださった。
「おれはふだんから、音楽なんかあんまり聴くもんでないし、アリオスなんて行くこともないだろう、
前田さんにももう会うこともないだろうっておもってたんだよ、まーさかこんなところであえるなんて…」と。そのあとも一緒に踊りながら、じーんと再会の喜びをかみしめた。

今回のミニツアーをセッティングしてくれたNさんは、さらに粋な企画を考えてくださっていて、
「いちばん空に近い場所で、満天の星空を楽しもう!」と。
その場所は、またしても、NUUサポーターズのメンバーだった奈津さんの牧場。
「降るような」というよりも空に吸い込まれてしまいそうなほど間近に、
星の光を浴びながら、ゆっくりと時間を過ごさせてもらった。

翌朝、散歩している間に、宿の食卓にゆでたてのとうもろこしが。
美水さんが朝とれたばかりのをゆでて持ってきてくださったのだという。
信じられないくらい甘くて、あったかくて、なきそうになった。

ブルーベリーファームの廣木さんにも大変お世話になり、
はやくも初秋の風がただよいはじめた貝泊の自然をた〜っぷり満喫させていただいた。

帰り際によった田人まんじゅう(奥さんのつね子さんもNUUサポーターズ)では、
おまんじゅうが蒸し上がるのを待っていたらお店に入ってこられたのは
これまたサポーターズの瑞房さん…

たった16時間程度の滞在で、抱えきれないほどのよろこび。
こんなすてきな旅に誘い出してくれた友人と、
満面の笑顔で迎えてくださった田人の方たちに、感謝。

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じゃんがら

仕事場を出て、自転車で土手にでたとたん、鉦の音が聞こえた。
そうだ、今日からお盆だよ、じゃんがらだ。
帰り道と逆の方向の橋を渡り、音のする方向へこいでいくと、新盆の家の灯籠がみえてきた。
音に誘われてすでにたくさんのひとが集まってきていた。
庭には太鼓3人、提灯持ちが2人、鉦は8人くらいか。家の灯りで逆光になり、その姿はシルエットになってどこか幻想的。小川町からきた青年会なのかあ、提灯に書いてある。お盆の初日は地元の新盆周りをすると聞かされていたんだけど… もしかしてなくなったご主人は小川の人だったのかなあ。
広く開かれた縁側には家族や親族が座っていて、その奥には戒名を書いた大きな長提灯や、
ほおずきで飾られた遺影がこちらを向いて笑っている。
最近スーパーでやけにりっぱなほおずきをみるなあとおもったら、お盆の飾りだったんだね。

これから3日間、いくつの鉦の音をききつけることができるだろう。

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際限のない自己闘争

大原麗子さんの追悼特集を、洗濯物をたたみながら見ていた。
(最近、こういうニュースに出会うとつい、自分の未来を重ね合わせて見てしまう…)
小さい頃はやっていたウィスキーのCMのフレーズはもちろん知っていたけど、
彼女がどんなお芝居をする人なのか、意識してみたことは一度もなかった。

30代後半の活躍期のインタビューで、
「最近いつも、これが遺作だと思いながら挑んでいる」
「私にとって芝居は、際限のない自己闘争」
「どんな役を演じたとしても、わたしはわたしでしかない。
それはとても怖いことだと思うのよ、でも、
わたしはやはり、わたしをさらけ出して仕事していくことしかできない」
たおやかな容姿に一見似つかわしくない、強い言葉がたくさん語られていたことにとても驚いた。

撮影や舞台の現場で、彼女は現場入りまでに台詞を完璧に覚え、
台本を現場に持ち込むことはなかったのだという。
きっと自分との戦いの姿でありながら、周りへの強い期待の裏返しでもあったのではないかと思う。

まっすぐな姿勢に強い共感を覚えながらも、その「不器用さ」を大きく包み込むような存在は彼女のそばにいただろうか、とかなしいきもちになった。
どうかやすらかに。

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おわったー

いやー、絶対に終わらないだろうと思うくらい長かった現場がきょう終わったー!
7月23日からきょうまで、約2週間!(実際は旅から帰国してからずっとなので、3週間)
一緒に乗りきってくれた矢吹くんと二人で焼鳥屋「大吉」で打ち上げしました。
今日と明日(オフ)だけは私たちふたりを思う存分甘やかして〜。

体力的には本当につらかったけど楽しかった、「とりあえず乗り越えた」という楽しさも加わって。(わたしは寄る年波に勝てずばててしまったけれど…)
一人では出来ないことが出来る。
この劇場に来て、あらためて味わえた喜び。

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