グラスゴー→ダブリン
2日間お世話になりっぱなしだったクリスともお別れ。
クリスとローレンおすすめのスコッチも買えたし、「メンバー以外でこのアルバムを聴くのはぺこが最初だよ」という、大好きなフィドラーズ・ビドの新譜のマスター音源を聴かせてもらえたし(せがんで2回かけてもらった。秀逸です!リリースは来年らしい)、言うことなしの2日間を過ごせた。
本番前で忙しいのに受け入れてくれて本当にありがとう、クリス。
12月はわたしが彼をもてなす番だ。
ダブリンへ戻ってきた。
今週末ダブリン南部で音楽のフェスがあるということで、宿が取れない+高い。
オコンネル・ストリートの北端に小さなホテルをとりあえず今晩の分だけ確保した。
明日からどうなるやら…「当日キャンセルもあり得るから、明日チェックしてみて」とフロントのスタッフが親切に対応してくれてちょっとほっとした。
到着して、まずは一番楽しみにしていたトリニティカレッジへ。
卒業式だったようで、赤と黄色のガウンを着たたくさんの学生に遭遇。
ケルズの書と、ロングルームとよばれる大学の図書館を見学した。
4冊の福音書は丁寧になめされた皮に鉱物の絵具でかかれている。
薄暗い展示室で、ちいさなショーケースに入れられた本を、かじりつくように取り囲む。
マンダラのように精緻な絵は、静かに、しかしやはりただならぬエネルギーを醸し出していた。
図書館では、高い天井までびっしりと埋め尽くされた本の数々。レイアウトに感動した…
そのあと、ナショナルアートギャラリーに移動。
出発前、文学に造詣の深い上司に、「ダブリンに行くんだったら」と、イタリアの画家カラヴァッジョの「キリストの捕縛」という絵にまつわるドキュメンタリー「消えたカラヴァッジョ」という本をすすめられていた。行きの飛行機の中で読み、わくわくと足を運び、実物にも無事遭遇してきた。
とても素敵な美術館だった。
建物はモダンながらも落ち着いたデザインで、美しく快適。そして所蔵されていたアイルランドの画家達の作品群はとても興味深かった。
子供達がたくさん訪れていて、館内ではキュレーターによるガイドツアーにいくつも出逢った。館内にはコンサートスペースもあり、夏期は室内楽のコンサートも何度か行われるようだ。
ミュージアムショップも楽しい。ケルクリのチラシ素材になればと、ケルト模様のデザイン本など買い込んだ。
上司にすすめてもらわなければ、おそらくこの美術館には足を運ぶことはなかっただろう。ガイドブックをいくらめくっても、このワクワクした気持ちは味わえなかったと思うし。感謝です。
ケルトミュージック専門のCD屋さんや、テンプルバーを散策。
仮眠して、パブのライブを観に出直そうと思ったら… 目が覚めたら夜中でした。
日本に心配事をいくつか残してきてしまったので、仕事をいくつかできて、まあ、よかった。
こっちの食事はパワフルなので(オーツ麦とラムだな、きついのは)あまりおなかがすかない。
時差ぼけのせいかあんまりお酒をのみたいとも思わず(たぶん人並みにはのんでますけどね)、
なおかつ長時間歩き通すのでけっこうヘルシーかも… やせてると嬉しいなあ…
でもさすがにおなかが鳴ってきた。夜明けまであと3時間。うー。
もともと、旅に出かけて写真を撮ることをしないので、苦心している。
今回の旅を素材にちいさなトークショーをいわきで企画しようとしているので、がんばるしかないんだけど… 苦手は苦手。
写真は、銀行あとをバーにした素敵な建物。
きのうはグラスゴーでクリスに「僕が世界一好きな教会だ」と、なんと古い教会の建物を使ったパブにつれてってもらったなあ。
簡単にぶっこわさないのが、石造りの文化の面白いところだなあと思う。
ぜんぜん眠くないけどそろそろもう一度寝ます。



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