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in my life

なんでわたしは朝っぱらから泣いてるか?
きのう相棒へのおみやげにかった、mitatakeのニューアルバム「in my life」にやられたからです。(おみやげといいながら先に封を開けて聴くなよな〜)

彼らにあったのはもう4-5年くらい前かなあ。紹介してくれたのは賢作さん。千葉ロッテマリーンズが優勝した日だったなあ。
まだ「二十歳やそこら」だった彼らの演奏を聴けたのは何度目にあったときだろうなあ… ほんとに、ほんとにびっくりし、感動した。一回りも年下のきみらは、なんでそんなしぶいんだ? そして私の大好きだった歌ばかりを知っていて、それもこんなに素敵に個性豊かに奏でることが出来るんだ? 
なんというか空間の狭さとか密度の濃さとか不器用さとか迷いとか… お世辞にも垢抜けてるとはいえない空気をしょってそこにいるんだけど、目をこらしてみると奥の方に、消えない太い光がみえる。
そんなかんじだった。
昨年「あそびかたのちゅうい」という変な名前の初アルバムをリリース、初ツアー。そしてこの2ndアルバムはなんと河口湖のスタジオでレコーディングだそうだ。ほー、河口湖っすか、きみらしばらくあわんうちにりっぱになったなあ、と寂しさが半分混じった気持ちで、ituneの再生ボタンをぽちっと押した。
旅した分だけ、たくさんの人に出会った分だけ、彼らの音楽はひろがっていた、ふくらんでいた。そのことがすなおにうれしかった。 でもそこにはやっぱり無駄な背伸びは感じない。少しは全力疾走とかつま先立ちとか空回りとかやってみないの? とじれったくも思うけど、そのマイペースさがやっぱり彼らの最大の魅力なんだろうなあ、ともおもう。

きみらの音楽にあえてよかったです、ありがとう。

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ぺこもあるけば

日記です。

午前中は大船・鎌倉芸術館へ打ち合わせに。
湘南新宿ライン… 毎週これに乗って、
片道1時間半かけてバイトに通っていたときのことがなつかしい。

午後はDiVaのチラシ配りの旅。
大手町経由で銀座に行き、帰りにまど・みちおさんの100歳記念の展覧会にいった。

まどさんの詩、童謡とDiVaがうたってる作品しか知らなかった。
なんなんだこの世界、この視点…
ぺんぎんもありんこもにんげんもかみさまも、同じ尊さを持って。
感謝も悲しみもいらだちもよろこびも、すべて微笑とともに。
超近視眼な目線と宇宙からの目線が両立している。あー、うまく表現できませんけど!
ショックで何度も泣きそうになった。
なんと昨年出版された新詩集もおいてあった。そのなも「うふふ詩集」。

手元のチラシがすくなくなっちゃったので、最後に西荻のライブハウス2軒へ…
いったら両方とも知り合いの(それも大好きな)ミュージシャンのライブの日だった。
「近所なんならききにおいでよ、楽しいよ、今夜は!」と、
笑顔でよばれちゃあ、行かないわけにはいかんでしょう!
夕飯食べていそいそと出直し、ライブのはしご。

1軒目はスティールドラムの山村誠一さん(from大阪)。
愛嬌たっぷり、お客さん口角あがりっぱなしの楽しいライブ。
私は昔、スティールドラムをきくとどうしてもあんみつが食べたくなる病だったが、
今回は平気だった。…なおったのかなあ?

2軒目はベースの吉野弘志さんがホストで、ヴァイオリンの太田恵資さん、そして楊琴のヤンさんのトリオ。いやー、すばらしい組み合わせでした。久しぶりに気持ちいいセッションを聴かせていただいた。1セット分しか聴けなかったのが本当に残念。

歩き回って足は棒だけど、あるけばいろんなものに出会える。
たのしい一日でした!

あしたはパリャーソ!

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北風と太陽

賢作さんは最近、みずから作詞も手がける作品が多い。
どれも楽しくて、かわいらしくて、ちょっとふわっとトンでる世界観が面白い。
5月にリリースするDiVaのニューアルバム「うたをうたうとき」でもいかんなく発揮されているけど、
きょうは4月1日にリリースされたパリャーソのニューアルバム「セレッソ」から、「北風と太陽」のはなし。

「リハして、ライブして、盛り上がって、打ち上がって、
酔いつぶれて寝るだけ…」

という、ピアニスト・谷川賢作の日記!? のような歌詞がループする。
おなか抱えて笑いたくなる、なのになんだかちょっぴり切なくもある、
さらさらと一筆書きでかいたみたいに途切れないノリの良さが気持ちよい。
旅する道化師(パリャーソ)たちのテーマ・ソングにぴったり。
この曲をはじめて聴いたのはたしか、渋谷・公園通りクラシックスのピアノ・ソロライブ。
その日一緒に聴きに行った相棒と、公園通りの坂道おりながら口ずさんだよ…
世界中の旅するミュージシャン達に捧げたい! 替え歌可で!

パリャーソ(ポルトガル語で"道化師"の意)は、ハーモニカの続木力、ピアノの谷川賢作の二人組。
ジャズを軸としながら、オリジナル、スタンダード、はたまた松田聖子から「山寺の和尚さん」まで…
東西の名曲をときに痛快に、ときにしっとりと、「聴かせてくれる」オヤジたち。

今回のアルバム「セレッソ」(スペイン語で"桜"の意)は、
パリャーソの7枚目のアルバムであり、彼らのレーベル「おーらいレコード」の記念すべき100枚目の作品でもある。
アルバムはとにかく「で、これはだれのアルバムですか?」といいたくなるほどたくさんの豪華なゲストが参加する、おーらいのメモリアル・アルバムにふさわしい賑やかな内容。
今週金曜日の新宿ライブは、アコースティックな空間なので、
ゲストにはベース・大坪寛彦さん(from DiVa)おひとりを迎えて、しぶくきめるのかな…
とおもいきや、やっぱりね〜! パリャーソの弟分、mitatakeも急遽参加決定!
ひさしぶりだね〜mitatakeちゃん! 
彼らもおーらいから2枚のアルバムをリリース、アニキたちに負けず劣らずのタフなツアーをこなしているらしい。1年ぶりに彼らの音を聴けるのも個人的には非常に楽しみです。

ライブのちらしをつくるとき、コピー代わりに「北風と太陽」のなかから
「好きなことやって生きるって、なんて素晴らしい」
という一節を引用させてもらった。
「なんかキリギリスみたいで、反感買わないか〜? このご時世に」と、
賢作さんはちょっと難色…(あなたがお書きになったんじゃないすか!!)
だけどわたしには、ちっとも刹那的にはきこえない。
だって「好きなことやって生きる」って決めて本気でいきてくこと、けして、楽ではないもの。
その凄さ、美しさ、わたしも表現して生きていきたい。

雨に洗われて桜はすっかり緑になっちゃいましたが…
自信を持っておすすめできるライブです。
ぜひぜひお運び下さい! セレッソも、ぜひぜひきいてみてください!

パリャーソ「セレッソ」発売記念ライブ
2009年4月24日(金) 18:30開場 19:00開演
新宿:アーティストサロン“ドルチェ”(ドルチェ楽器)

出演:パリャーソ 続木力(ハーモニカ), 谷川賢作(ピアノ)
ゲスト 大坪寛彦(ベース)、mitatake(見田諭 g、佐野岳彦harm)
チケット 3,500円 (当日4,000円)全席自由

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春ですねえ

いわきにかえってきました。さむいぞ。
もうストーブもこたつもかたづけちゃったぞ。

昨日と今日は東京のうちで仕事。
大家さんが置いていってくださった、庭の小手毬がひとつ、またひとつ、まんまるく咲いていく。
薔薇の木のつぼみたちも色づいてきた。

ここから緑が濃くなっていくまでの季節は、本当に大好きだ。みんなは「春眠暁を覚えず」とかいってけだるそうにしているけど、私はこの時期になるとけっこうぱしっと覚醒する。朝も早起きして散歩なんかしちゃってますもん。へへ。

それにしても場所を変えるというのはやっぱり大事だ、東京に帰れば東京の仕事の頭になる! …とかいいながら、気分転換につい読み始めてしまったよしもとばななが止まらなくなり… あいちゃんに「今だったら手伝ってあげるよ、ぺこさん」と暗に「おさぼり」を注意され… これまたありがたや。おかげでDM作業もなんとか予定通りに終えることが出来た。まだやることはいっぱい。でも空気が動き出しただけ気持ちが軽くなってきた。

TRAVESSIA仕事のレポートも明日からちょこちょこ書き始めます。

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ひとりであるく

兵庫で公演を終えて、東京で一泊して、朝いわきにもどってきた。
車窓に海がみえてきたら、ほっとする自分がいた。
桜をみるより、よろこびが胸に満ちた。

この旅の間に、知り合いの訃報に接した。
美しく、潔く、そしてやわらかな、すてきな女性だった。
一緒に過ごさせてもらった時間はわずかだったけど、
いつも彼女が無言のうちにわたしに教えてくれることは、
真摯に生きよ、いうことだったようにおもう。

自分が生かされていることの不思議を感じた。

すこしずつとりもどそう。
インスピレーション。
内側に響く音楽。
愛。

何度でもやりなおそう、かみさまにゆるされるうちは。

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CONRAN

雑貨のコンランショップのはなしじゃあありません。
わたしの頭の中のはなし。

この冬はいろいろアクシデントに見舞われたこともあって、いつも以上に疲れがたまってしまった。エネルギーが滞ったまま循環しない。
なにをやってもうまくいかない気がして、怖くて前に踏み出せない。
これ以上は無理だ、とぜんぶ投げ出したくなってしまった… 昔からの、わたしの悪い癖だ。
プレッシャーに耐えかねてとうとう、わたしをいわきに呼んでくれた上司に、混乱したままどーんとぶつかってみることにした。期待通り、珠玉の(そしてキビシー)一言をくれた。
「たとえば、おまえがいまやってる仕事を取捨選択したとしても、苦しみから逃れることはできない。どうせ逃れられない苦しみなんだったら、なにもすててはいけない、選んではいけない。今はそのときではない。」
いまは、自分を変えるとき。ってことか。
ものすごく苦しい。

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