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実直。


NUUさんのいわきでのプロジェクトが今週末で一区切りとなる。
2007年の秋から約1年半で、12回の公演とワークショップを行った(ラスト2回はこれからですが)。
観客動員は全部で1,200名を超え、総スタッフものべ100名ちかくになる。
こうしてあらためて振り返ってみるとやっぱり大きな事業だったなあ、と思う。
週末の公演はその集大成となるようなものになるだろう。

いまはプログラムをつくったり、
同時開催するカフェ&マーケットの準備で朝から晩までほぼかかりきり。

カフェ&マーケットは、生活の中からうまれたNUUさんの音楽の世界を、
「いわき産のもの」で表現しようという試み。
オーガニック野菜のスープ(「スープ食べよう」)、
ほかほかごはんのおにぎり(「手のひらサイズの心臓」)、
特産のじねんじょを混ぜたさーたーあんだぎー(「さぁたぁあんだぎぃーのうた」)、
てづくりせっけん(「せっけん」)などなどなど… なかなかの逸品がそろったと思う。

生産者のひとたちにひとりひとりお目にかかり、お話しするのはとても楽しい体験だった。
「効率」よりも「正直」にあることを何よりも大切に、仕事と関わっている。
愛情を込めて作っているものたちからは、喜びと幸せがじんわり伝わってくる。
まさに「アート」だ、と思った。

今週末のコンサートも、そういうものになるだろう、きっと。


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広島市民球場

広島市民球場が最後の試合の日を迎えたそうだ。
スポーツにほとんど興味の持てない私でも、感傷が胸を漂う。

子供の頃、父親が圧倒的にチャンネル決定権を持っていた=従ってシーズン中の夕食時間のチャンネルは、ほぼカープの中継だった。多くの広島の子にとって、カープの勝敗は父親の機嫌と密接な関わりがあったため、けして無視できなかった。いやいやそんな意地悪な言い方をしてはいけない。うちみたいに娘二人の家族の子でも、ちゃんと当時のカープ選手の名前は言えたし、テレビの前でコンバットマーチを歌いながら応援もしてた。…いまの広島の子はどうじゃろか?

年に1度くらいの割合だったろうか、家族でナイター観戦にも行ったなあ。
煌々と照らされた芝生のグラウンドと夜空。視界が広くてそれだけでも高揚する。
カープうどんをたべて、大きな紙コップにたっぷり入ったファンタオレンジ(ふだんは禁止だった)をのんで、上機嫌にさわぐ。となりの席の知らない家族連れとも盛り上がる。
やっぱり外野席がたのしかったな〜。

高校の時は野球部の応援にかり出された(吹奏楽部だったから)。楽器が日光に当たるのがいやで、渋々だった… といいながら、やっぱり行けば大騒ぎ。
「チューリップ・ハット」って、なつかしくない? 野球の応援の時しかかぶらなかったよね?

原爆投下12年後に、市民の声でオープンしたという市民球場。
球場入口を出てすぐ右には、爆心地となった相生橋。500mと離れないところに、平和公園がある。原爆ドームがある。そこに建設されたということが、明るい歓声が夜空に響くことが、もしかすると平和公園の存在よりも切実で、必要なことだったんじゃないだろうか、あのころの広島に。


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おじいちゃんの家

きょうは一応休日。
いい天気でうれしかった。
ひさしぶりにちゃんと掃除したらすごくきもちいい。
まだまだデスク周りは山みたいになってますけど。

午後からは高橋悠治さんのライブを聴きにアリオスへ。
とても面白かった。
でも、こういうライブはクラシックホールじゃないほうが
もっと素敵なんじゃないかと思った。

だって、まるで、大好きなおじいちゃんの家に行って、
おじいちゃんの膝の間にすっぽりおさまって、
珍しい民芸品やら図鑑やらアルバムやらあれこれ見せてもらったり、
お話を聞いたり… そんなライブだったんだもの。

ちゃんと説明してない日記ですみません。こんなプログラムでした。
バッハはなぜかなみだがぽろぽろでた。モンポウはいつまでもきいていたかった。

J.S. バッハ:
「平均律クラヴィーア曲集」 第1集 から
 No. 8 前奏曲とフーガ 変ホ短調
 No.12 前奏曲とフーガ ヘ短調
 No. 6 前奏曲とフーガ 二短調

F. ブゾーニ:「ソナティナ 第2番」
      「インディアン日記」 第1巻(全4曲)
      「子守歌」

高橋悠治:「花筐2」〜ピアノのための小曲集 (2008年新作)

F. モンポウ:「沈黙の音楽」 より

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DiVaライブ@Hakuju、発売開始。

今朝からDiVaレコ発ライブのチケット発売中です。
つづく5月のツアーも3/15から発売! いよいよ春が来たぞ。

前にもちらと書きましたが、
チラシ、およびアルバムジャケットは、いわきで撮影をしました。
チラシのメインビジュアルになっている写真はアリオスで撮影させてもらったのですが、
実はこのロケーションはすでにアリオス内で探すことは出来なくなりました。
バックの白いホリゾントは、新オープンする中劇場側にはいっている大ガラスで、撮影時は白い防護カヴァーがしてあり、そこで撮ったから。あんまりきれいで、すりガラスだと勘違いしていたわたくし。
いろんなシチュエーションで撮りましたが、わたしはこの写真がいちばん気に入っています。

そしていまはニューアルバム「うたをうたうとき」の準備、最盛期です。
細かい作業ですが、できあがったときの高揚感を想像すると、ほんと楽しい。

「うたをうたうとき」、ほんとにいい作品に仕上がってます。
アリオスの相棒・やぶきくんも、ふんふんと口ずさんでます。(←めずらしい)
むさしのFM、仙台のいずみFMでも早々にパワープレイが決定しました。
これから少しずつ、きいていただけるようにがんばります。

さーそろそろ東京に帰るぞ。

Flyer

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そろそろと

ゆっくりと、きもちが上向きになってきたような気がする。
まだまだ油断はできませんが…
そろそろ、だんだん、歩き始めよう。
まずは、掃除からかな…

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