シアターアプル
懐かしい劇場が、きょうひとつ姿を消してしまいます。
鼓童の十二月公演、といえばこの劇場でした。
1999年、最後の十二月公演を制作させてもらいました。もう十年になるんだな。
搬入口から舞台への階段を10人ががりで、ゆっくりゆっくり大太鼓をおろしたこと。
コマ劇場への音漏れを気にして、コマの出演者の楽屋へ挨拶に行ったこと。(欽ちゃんに会った!)
ロビーでメンバーが締太鼓を上げたり、ストレッチしたりしてる姿。
支配人の内藤さんが、まいにちからっぽの客席に向かってかける「開場しまーす」の声。
車いすのお客様をみんなでかついでおろしたこと。
楽日には補助席だけでは足りず通路までお客さんがびっしりすわって観ていってくださったこと。
いっぱいの思い出、匂い、思い出します。
設備の善し悪しではなく、そこにいる人が劇場を動かしていくんだという、
基本的なことを教えてくれた場所。
ありがとう。


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