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シアターアプル

懐かしい劇場が、きょうひとつ姿を消してしまいます。
鼓童の十二月公演、といえばこの劇場でした。
1999年、最後の十二月公演を制作させてもらいました。もう十年になるんだな。

搬入口から舞台への階段を10人ががりで、ゆっくりゆっくり大太鼓をおろしたこと。
コマ劇場への音漏れを気にして、コマの出演者の楽屋へ挨拶に行ったこと。(欽ちゃんに会った!)
ロビーでメンバーが締太鼓を上げたり、ストレッチしたりしてる姿。
支配人の内藤さんが、まいにちからっぽの客席に向かってかける「開場しまーす」の声。
車いすのお客様をみんなでかついでおろしたこと。
楽日には補助席だけでは足りず通路までお客さんがびっしりすわって観ていってくださったこと。
いっぱいの思い出、匂い、思い出します。

設備の善し悪しではなく、そこにいる人が劇場を動かしていくんだという、
基本的なことを教えてくれた場所。
ありがとう。

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うたうこと

きのうはDiVa Winter LiVeの1日目。

小さな会場ではあるけれども、この年の瀬に満席、ありがとうございました。
全23曲、淡々と。お客さんの拍手の色を後ろからみながら、確かな手応えを感じた。
思えば私も、本当に久しぶりにmakoringのうたを、DiVaのサウンドをじっくり聴けたのだった。
小さくとも細工のよい宝箱のなかから、きらきらと美しいもの、かわいいもの、あふれ出る感じ。
しみじみ、いいバンドだなあ… とおもいました。えへ。

数日前、共通の女友達4人であつまってご飯を食べにいったとき、
10年後のあたしたちどーなってんだろーね、という話題になった。
「私たち3人はほんとにどうなってるかわかんない(いい意味でね!)けど、makoringだけは変わってないよね、きっと!」と笑った。
makoringはちょっぴり考えて「たしかに、うたうことをやめてはいないだろうな」と言った。
なんかその声音にはっきりとした芯がみえて「かっこいい」と思った。

うまくいえないんだけど… 
生まれてきた人はみんなメッセージをもって生まれてきているんじゃないかと、最近すごく思う。
それを表現するための「手だて」は人それぞれで、そして表面的な手だてが変化していっても、
軸そのものはずれないんじゃないか、と思っている。
makoringのうたは、手だてもなにも… いきていることそのものなんだなあ。
それって、すごい。

…てなわけで(どんなわけやねん)、今日はいよいよ最終日です!
きてね。

DiVa Winter LiVe
12/28(sun)荻窪ベルベットサン
18:30open 19:30start
当日券のお問い合わせ:090-8720-0487(前田)

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あすあさってはDiVaです!

きのうはDiVaのリハーサル。
11月にもDiVaはぷちツアーをやりましたが、わたしはいわきの仕事で同行できず、2ヶ月ぶり。
今回は、渋谷と荻窪のちいさなライブハウスで、アットホームな日替りライブです。

内容もほんとに日替わり、2日間で1曲もダブりなし!と大宣言!
もともと100曲を優に超えるレパートリーを持つDiVa、これまでリリースした4枚のアルバムへの収録曲など氷山の一角! 
「まずはやってみたい曲をざーっと書き出してみる?」と付箋に1曲ずつ書き、ノートにぺたぺた貼りながら選曲… 貼りきれませんっ!  
新参者のわたくし、昨日のリハーサルで初めて聴く曲ばかり… 

どちらの日もまだお席あります。(26日はだんだん混み合って参りました)
御用納めを終えて、大掃除だの正月支度だのいろいろあるとおもいますが… 
ほっと一息、つきにきてくださいね。
各公演、前日までに電話予約いただければ、当日精算(もちろん前売料金)で受付させていただきます!

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DiVa Winter LiVe2008

DiVa are 高瀬"makoring"麻里子(Vo.) 谷川賢作(Pf.) 大坪寛彦(B. & Recorder)

12月27日(土)18:30open 19:30start
公園通りクラシックス
12月28日(日)18:30open 19:30start
荻窪・ベルベットサン

料金:前売3,000円 当日3,300円(ドリンク別・要1オーダー)

ご予約(両日とも)TRAVESSIA 090-8720-0487(前田)

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ぷりぷり

東京にもどり、ここぞとばかりにライブやら展覧会やら映画やらを観ている。

最近やけに気になるのはお客さんの「マナー」。
きのうはクラシックのコンサートに行ったのだが、びっくりするようなおばちゃんに出逢ってしまった。
演奏中にごそごそかばんをまさぐるわ、ハンカチで口を覆うこともなくげほげほ咳をしつづけるわ、
となりのおばちゃんとしゃべるわ… コンサートの間中。あそこまでいくとちょっとした嫌がらせだとおもう。内容に興味がないんだったら席を立てばいいと思うんだけどな…
最前列の男子は曲間のセッティング替えのときにおもむろに携帯メール始めるし…暗がりでめだつっちゅーねん!
こないだ観に行ったライブでも、前の席のおばちゃんがずっとおしゃべりしていた。
おしゃべりはおわってからでいいじゃん!

ライブって、演者のパフォーマンスのみを楽しむものではない、と思う。
水を打ったような静寂を保て!ということではけしてなく、
いい演奏だったら手が痛くなるほど拍手したり、おもしろかったら一緒に笑ったり、
感動したら一緒に泣いたり、客席にいる側もただ受動的でいるわけではなく、
舞台と客席、客席の仲間同士でその場の空気をいっしょに作っていくもんなんじゃないのかなあ?

てか、こういうことにいちいち腹を立ててしまうのももしかして歳のせい?

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東京

いわきのほうは早くも仕事納め(わたしだけお先に、ですけど)。
東京に戻ってきた。

上野からそのまま三軒茶屋・シアタートラムへ、
小野寺修二(おのでらん)さんの新作「ある女の家」をみに。
「水と油」の活動休止からもう2年にもなるのか。
文化庁の在外研修で1年間フランス留学ののち、今年になってはや2作目なのだそうだ。
時間も空間も、目の前でくにゃくにゃ、くしゅくしゅになる、不思議な感覚。快感。

おわったあと、ひさしぶりにパブリックシアター5階の事務所へあいさつにいく。
チケットセンターが5階に移転していてびっくり。事務所もレイアウトがすっかり変わっていた。
レイアウトだけじゃなく、人事もずいぶん変化があったようだ。
音楽事業部ができたときいてびっくり。
世田谷は演劇中心だが、やはりアウトリーチに力を入れている。なんと年間のべ200回のワークショップをやっているそうだ…ひえ〜!
突然の訪問だったので今回は遠慮気味だったけど(とかいいながら気がついたら1時間近く話していた)、こんどあらためてゆっくりお話をきかせてもらいにこようとおもった。

それにしてもきょうは気味が悪いほどあたたかい。
渋谷を経由するのがいやだったので、下北沢までてくてく歩いたら、大汗かいた。

今週はいよいよDiVaの2daysライブ。
がーっと集中していくぞー。

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冬来たりなば

朝、空から「くえー」と鳴き声がしたので見上げたら、白鳥が三羽飛んでいた。
おー。今年もきたんだね〜。
と、思いながらスーパーひたちにのって東京へ。

きょうはNUUさんと3月の公演のぷちミーティング。
おぼろげながらも道筋が見えてきた。
あとはひたすら動き回って形作っていくど。

おわったあと、恵比寿へ。クリスマスのライトアップが美しい。
景気後退の重苦しさがうそのようなにぎわい。
人混みを抜けて、ハウゴー&ホイロップのさよならパーティをやっている、
アイリッシュパブ「イニッシュモア」に、小一時間顔を出した。
彼らはこの12月の日本ツアーをもって解散するのだ。
満員のホールの中におずおず入ると、
「おー、ぺこちゃん! 二人に顔を見せてきなよ!」と背中を押され、
カウンターの裏を通してもらって最前列まで。
ふたりともわたしを見つけて手を振ってくれた。ひーん。

五十嵐正さんの進行ですすむ、トークを交えたリラックスした雰囲気のミニライブ。
解散なんてウソみたいな、ふたりの息のあったすばらしい演奏を間近に聴きながら、
英語もろくにしゃべれない私がひとりでアテンドした(一部ですが)
3年前のでこぼこツアーを思い出し、じーんとした。

あいかわらず鮮やかなハラールのフィドル。
ギタリストなのに爪をかむ癖、こころやさしき無骨者のモーテン。
すでにそれぞれにあたらしいユニットの活動も始まっているらしい。
デンマーク・トラッドに明かりをあて、新しい境地をきり開いてきたフロンティア達は、
このあともそれぞれのやり方でさらに歩み続けていくんだな。
明るく、頼もしい出発なのだということを実感した。うれしかった。

最終公演は3日後の日立。
ラストステージの公演前にのんでね、と白ワインをおいていった。
もちろん、みにいくつもりです!

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うーむ…

多忙で疲労がピーク。
やってもやっても仕事がおわらない。ていうか苦戦の連続。
で、仕事仲間に八つ当たり。
いってもしょうがないし誰も悪い訳じゃないけどどうにも…

島崎智子/という弾き語りミュージシャンのニューアルバムをきいてせめて自分を笑い飛ばしてみるけど、
今夜もまた自己嫌悪で眠れない。
うえーん!

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JUST DO IT

先週はNUUさんのおでかけアリオス「うたをつむぐ旅〜秋・田人編」。
いわき市南部の山間のまち田人地区に3日間滞在し、2回のコンサートを行う。田人の特産品「こんにゃく」を地元の農家の方におそわりながら小学生と一緒につくるワークショップも。
田人地区でNUUさんがコンサートを行うのは2回目だったこともあり、前回お世話になった方、コンサートを聴きに来てくださった方が有志となって実行委員会を結成、3ヶ月前から準備をすすめた。
小一時間かけてかよう道を苦と感じないほど、ほんとうに、楽しい3ヶ月だった。
そして、最終日のいわき養護学校は、PTAと学校の共催でお迎えいただき、とてもあたたかな雰囲気のコンサートになった。
いずれの場所でも、これこそ「おでかけアリオス」といえる内容作りが出来たとおもう。
NUUさんとのおつきあいも、最初のミーティングから1年半となる。いい意味で遠慮のない意見を交わすことが出来るようになり、今回はその成果が出たとおもう。
最近、小規模公演でPAを担当する相棒やぶきくんも、笹子さんに「ばっちりです」とほめられるようになったりして。うふふ。
丁寧に、ひとつひとつ心をこめて仕事していけば、結果がついてくる。それに尽きます。

翌日は早々に東京に戻り、賢作さんの家に直行、年末のDiVaライブから年明けの俊・賢ツアー、春のライブなどなど、一気に打ち合わせ。この切り替わりっぷりも楽しい。

いわきの仕事と東京の仕事の間で、いかに自分のバランスをとっていくかは、まだまだ試行錯誤の段階を抜けきれない。
ただ、どちらの仕事もかけがえのないものだという実感は日々増してきている。
ありがたいことだとおもう。

JUST DO IT!であります。


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