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結局は

きれいな朝日に送られて家を出たけど、沖縄はまたしても雨。
わたしは沖縄の青空を数えるほどしかみたことがない。
でもいい。あったかくて湿気のある空気につつまれてすこしおちついた。

レンタカーを借り、久茂地で止めてぶらぶらあるく。
お昼は「てびち汁」ときめていた。(写真左・大根ひとくちかじっちゃってますけど)
風が吹いたらとんでいっちゃいそうなぼろぼろの食堂。
内地ならとっくに隠居してるだろう年齢のおばあちゃんがお運びをやっている。
よもぎも入っていて、すごくおいしかった…

これまたずっと行きたいと思っていた桜坂劇場。(写真中・この日は3スクリーンで合計5本の作品がかかっていた)
音楽プロデューサー&ライターの野田隆司さんが、「ナビィの恋」「ホテルハイビスカス」などの映画監督・中江裕司さんとともにたちあげたアートスペース。
もともと映画館だった建物を借り受け、ミニシアター系の映画とその周辺イベント、ライブを行っている。
ショップもオーガニック・カフェ、アート誌と古本が充実した雑貨屋、2回にはレコード屋さん。
時間があわなくて映画は見られなかったけど、ほんとに居心地のよい空間だった。
かかっている映画のラインナップがいい。いわゆるミニシアター系だけでなく、昭和の日本映画もたくさんラインナップにあって、おばあちゃんたちが「こないだこれみたよ、またこんどこれみようとおもってるわけ」とパンフレットを見ながらぺちゃくちゃおしゃべりしている。
「ママ&ベビーシアター」の張り紙に感動する。(写真右・おかあさんのボインに注目)
コヤの中に、こだわりや、愛情や、思いやりが詰まっている。
そうなんだよ、わたしたちがやんなきゃいけないのはこういう仕事なんだよ…!
とひとりで興奮しながらぐるぐると歩き回る。
野田さんはいつもとてつもなく多忙な方なので、まさかあえまいと思いつつ、
受付の方に訪ねたら、なんといらっしゃり、お話をいろいろ伺うことが出来た。すごくうれしかった。

公の援助は一切受けずに株式会社組織で経営しているときいて、ほんとに驚く。
作品は1週間単位で掛け替え、フィルムを返すまでの数日間を利用してほかの地区で上映会を行ったりと、アウトリーチも充実。運営はもちろん大変そうだけど、いいエネルギーが循環しているのはよくわかる。
桜坂地区は新しい道路の整備や再開発で地上げが進み、桜坂劇場もその波のまっただなかにあるという。
移転・新築か、この場で続けていけるか…
いつもないだ海のようにおだやかな野田さんの眼の奥が静かに燃えている。
ぜったいにうまくいってほしい。祈るしかできることがない自分がはがゆい。

夕方の約束までの空き時間に、沖縄新都心に開館した県立博物館・美術館。にいった。グスク(城)をイメージしたという白く美しい外観、天井が高くシンプルで贅沢な空間。
桜坂劇場とは正反対の風情。
常設展をみるまでの時間がとれず(本島は移動の渋滞に費やす時間が長いのだ!)、
県民ギャラリーの「アウトサイダー・アート」展をみた。衝撃的な感動だった。
いつかじぶんがとりくんでいくことになるテーマなのだろう、と直観的に思った。うーむ。

というわけで、結局考えるのは劇場のことばかり、の昨日でありました。
それでいいのだ!

さて、雨があがった。そろそろ支度してでかけます。

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ひとり

劇場の開館までいよいよ10日となった…

わたしはアウトリーチ担当なので昨年から現場は続いていたし、
年が明けてからは劇場内でもチケットの販売やプレフェスが目白押しだったので
「もうあいてる」感覚もあるのだが、やはり気は引き締まる。

そんなときに、最後の休日を楽しむべく、
今週末に「雲隠れ」計画をやってのけることにした。
といってもパソコン環境の整った場所を選びましたが。

気づけばひとり旅に2年以上でかけていない。
家族や親しい友と環境を変えてじっくり話すことが出来るのは旅の楽しみなように、
しずかに自分と向き合うのもまた、旅ならではの楽しみ。
2泊2日の短い旅だけど、めいっぱい楽しもうと思う、「ひとり」を。


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リスタート

ためにためてた宿題。こんなことならこつこつやっておけばよかった…(涙) 
と、毎年後悔しつつも同じことを繰り返す。
そんな「8/31の小学生」たちが、荻窪税務署に山ほど集ってました。
書類がうまく書けなくて逆ギレしてるおっさん、
「おーい、おきてますか〜!?」と声をかけたくなるほど、鉛筆持ったまま長時間フリーズしているおじいちゃん、
内緒の副業でばりばりにもうけたとおぼしき若きサラリーマン、
いろんな人の生活を勝手に想像してにまにましつつながーい行列に加わるわたし…
そんなこんなで青色&確定申告無事終了! わーい!

不在中にいわきの仕事場は事務所の模様替えがあった。
この半年のうちに机の場所が4回も変わった。
でも引っ越しは嫌いじゃない。
いろいろ物事整理できるきっかけになるから。

劇場オープンまで1ヶ月を切り、春からの企画も急ピッチで準備を進めている。

この冬は「迷い」にさいなまれた日々が続いた。苦しかった。
てかまだ解決してないことだらけだけど…
でも、そろそろリスタートかけて進み始めなければ。

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はるよこい

春先は、蓄積疲労が身体からなかなか出ていかない。
なんなんだろうなあ… 
梅は咲きほこり、沈丁花が香り、木蓮が月に映え… エネルギーはどんどん放出されているというのになあ…
で、旅帰りに近所のスーパー銭湯に立ち寄り、ほこほこ状態で韓国式の経絡マッサージを受けてみたら、魔法にでもかかったみたいに身体が軽くなった。お財布も軽くなったけど… ははは。
このまま回復できるといいなあ…
「健康」というのは幸福の第一条件であります。養生しましょう。


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日記

ゆうべ、福岡からの帰りがけ、雷鳴と大粒の雨に見舞われ、飛行機が少し遅れた。
春の嵐ですね。

2週間ぶりの杉並の家。
「そろそろ、ミモザは咲き始めてるかなあ?」
と早起きをして、あいちゃんと井の頭公園まで歩く。
ミモザはおろか… まだまだ公園は枯れ枝の世界だったけど、今朝はあったかくてきもちよかった。
それでもよくよくみると水仙や梅が咲いている。

1時間ほど歩くとおなかもぺこぺこ。
いそいでうちに戻ってお味噌汁を炊いて、
福岡で買った明太子を炊きたてご飯と一緒に食べる。
あーなんという幸せ。

ぽかぽかおだやかな天気でよかった。
途中にお昼寝したりしつつ、日中はデスク仕事。
書き上げた企画書を相棒にメールしたらだめ出しをされた。ふんだ。がんばるもん。

しかし、トップギアに入りっぱなしだった2月。
「これくらいがんばってやらないと!」と気張ってみたものの完全にオーバーフローだった…
身の程を知れ、わたし。
のんびりしてるわけにもいかないけど、仕事が雑になってしまっては元も子もないです。

これからDiVaのミーティング。
おひなさまをゆっくりお祝いできないのはちょっと残念だけど、
やっぱりひさしぶりに彼らに会えるのは楽しみ。

そうそう、3/16からは店頭発売されることになっているDiVaのニューアルバム「うたっていいですか」が、amazon、HMV、タワー、山野楽器のサイトから予約ができるようになってます。
3/19発売のCDジャーナルでも取り上げてもらえることになりました。わくわく。

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