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さからわず

バスに乗って、郡山に来た。

ひさしぶりに、ひとりの時間を過ごしているなあ、とおもう。
しってる誰かがそばにいない、よく知らない場所で。

まったく大げさな言い方かもしれないけど、
この10日間はたぶん生きている限りわすれない10日間になるのではないかと思うほど、立て続けにいろんなことがあった。いまも渦中にあるけれど。
自分の心がそのたびに大きく揺さぶられるのを感じながら(実際に軽くめまいと耳鳴りが起こるのがおもしろい!)、その「ぶれ」の連続がだんだん独楽のような回転に変わって、徐々に芯を見いだそうとしているような、そんな感じ。

余裕こいてる場合かー! て感じだけど、
正直、開き直るしかないじゃん、とおもう。
くるしいけれど、乗り越えた後の自分が楽しみです。

まずは、深呼吸。

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そのしずけさが

きのう、いわき市立の病院にいった。
自分の診察とかお見舞いとかではなく、打ち合わせに。

まだブログにちゃんと書いたことないけど、わたしはいわきで何をしてるかというと、「いわき芸術文化交流館アリオス」という来年新しくできる劇場のスタッフをしている。劇場スタッフ、といっても、わたしが担当しているのは「コミュニティプログラム」という、いわゆるアウトリーチ(劇場の外で行うコンサートやワークショップなど)の担当なのです。
アウトリーチはいまや、全国の公共ホールどこでも取り組んでいるけれど、専門の部署を立ち上げてまで取り組むのはおそらく日本ではここだけ? なのかなあ。私のセクションは「おでかけアリオス」チーム、とよばれています。
いわき市はとっても広い街なので、どんなにたのしい企画をやっても、足を運ぶことそのものが難しい人もいる。「じゃあ、こっちからでかければいいんじゃん!」というわけで、コンサートやワークショップを配達するのです。

下見したのは、おそらく市内の病院の中でも最大規模の市立病院。
ここで、ヴァイオリンソロのコンサートをできないか、と企てている。
この病院の総務部長は、劇場の前準備室長ということもあり、とても理解があってありがたい。
ついたら早速、部長自ら候補の会場をと案内してくださった。
講堂には、グランドピアノがある。きくと、職員さんの有志があつまってコーラスグループを結成し、患者さんのためにコンサートを開いたりされることもあるそうだ。それ、すてきだなあ!
「ほかにもいくつか候補の場所があるから」と、あちこち案内してくださったなかで、特に印象的だったのは、小児病棟のロビーだった。
入院病棟から少し距離のある講堂まで、足を運ぶことのむずかしい患者さんや、子どもたちのために演奏をきかせてもらえたら、と部長さんが案内してくれたのだった。
母親の胸に身体を預けて、うつろな目をした子どもの姿が、目に焼き付いて離れない。
子どもがたくさんいるにちがいない空間なのに… そのしずけさが、むねにしみた。

病院は、もちろん治療をする場所ではあるのだけれど、はたして「いやす場」なのだろうか。
音楽が、なにかこの場の役に立たないものだろうか。
もうずいぶんまえ、入院した大学病院で、主治医さんとそんなはなしをしたことがある。
「あなたがずっとそのことを忘れずにいたら、それをかなえることがきっとできるでしょう」と、
主治医さんが言ってくれたその言葉を、おもいだした。

ここに、音楽がきこえてきたら、さっきであったあのこも、よろこんでくれるかなあ。
あのこのおかあさんも、すこしはきもちがやわらぐだろうか。
そんなことを、おもいながら。

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おかしのいえ

吉祥寺シアターにダンスのライブを見に行ってかえってきたら、
あいちゃんが台所で「修行」していた。
今働いている職場で、オーガニック・カフェをオープンさせることになり、
メニューの試作品をあれこれつくっているのでした。
かぼちゃプリン、プルーン入りのチョコマフィン、いまオーブンに入っているのはサツマイモ入りの抹茶マフィン。
レシピもいろいろためしているみたい。うちはおさとうの甘い香りがいっぱいです。
どれもおいしいけど、あいちゃんは満足してないもよう。でもたのしそう。
がんばれ〜

さー、わたしもそろそろいわきにかえります。
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なによりのくすり

あすの浜離宮ホールで谷川俊太郎・谷川賢作があります。
ふたりの傑作アルバム「家族の肖像」の、木管アンサンブルバージョンが、東京で一年ぶりに上演されます。
きょうはその音楽リハーサル。
木管四重奏とピアノって、すごくきもちいい!
あたたかくて朴訥な木管の響きにピアノの流麗なサウンドが加わると、なんかもう… 素敵、ってか無敵です。
細胞に水分がもどってきたぞ… やっぱり、音楽はなによりのくすりです。
残席もうすこしあるとおもいます。プレイガイドでの発売は終了していますので、明日劇場に直接お越し下さい。
どうぞどうぞ、お聞き逃しのなきよう!

いい夫婦の日PRESENTS
谷川俊太郎・谷川賢作 朗読と音楽のコンサート
「朝のリレー〜家族の肖像」
日時:9月14日(金)19:00〜
会場:浜離宮ホール
出演:谷川俊太郎 谷川賢作 覚和歌子 あんさんぶる であるとあるで
全席指定 5,000円

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ロングドライブとゆうやけ

助成金やら本番やらチケット発売やら企画書やら… かるく気が狂いそうな今日この頃。
そんななか、きょうのわたしは引っ越し最終段階。
日帰りでレンタカーをころがして東京の荷物をいわきにもっていきました。
今日持って行った段ボールが片付くのはいったいいつのことなんだろう…

ところで、先週は新潟へ出張、そしてきょうのいわき往復。この1週間で1,000キロははしりました。(ひとりでではないけれど)
おもえばわたしのこの10年、9月といえばロングドライブなのであります。ツアーとか、ツアーとか、ツアーとか。
車の窓を開けると、ひんやりとした風が旅たちの思い出と一緒に流れてきて、こころがちくんとします。

そうそう、「秋+おセンチ」といえば、ゆうやけ、ですねっ!
きょうも、空じゅうの雲という雲があかくそまってて、事務所の窓からみとれました。
写真は先週新潟で見たゆうやけ。 きれいすぎてちょっとこわかった。

うーむ、脳みそちょっとゆるくなってますね〜
まずはねます。おやすみなさい。

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Hug!

夜遅く、電話がかかってきた。仙台のイベンター、曽根さんからだ。
がやがやと賑やかで、ぽーんと天井が抜けたような空気が携帯からいっきに流れ込んでくる。
札幌のパフォーマンススペース・コンカリーニョで日曜日、タップダンスの熊谷''KAZ''和徳くんのライブがあって、その打ち上げ会場から「たった今、あなたの話をしていたんですよ」と、電話をくれたのだった。
曽根さんは自分との話もそこそこに隣の人に携帯をわたす。
出てきたのはコンカリーニョのプロデューサー、アミーゴ。アミーゴの隣にいたのはケータリング友達(どんな友達やねん)のさとあきちゃん。さとあきちゃんの目の前にすわってたのはKAZくん。声を聴くのは半年ぶりだ。
「前田さん、楽しいこと、また考えましょう!」いつも物静かでナイーブなKAZくんが上気している。いいライブだったんだね!
KAZくんからもう一度曽根さんに戻り、そして、画家の杉吉貢さんに受話器がまわった。「今日初めてあったけど、俺たちはもう友達なんだ、あいつ(曽根さん)、サイコーに変なやつだ!」とわらっていた。貢さんの最上のほめ言葉、でましたね〜。

それにしても、おもしろいなあ… わたしの大切な人たち同士が、とおくでつながりあって、にこにこと酒を酌み交わしている。そして電話越しのわたしに、かわるがわるハグしてくれる。
じんせいやってりゃ、うれしいことがたくさんあります。

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はじまっぞ

いわきさむいよっ!
まだ東京から夏服しかもってきてないんですけど…

先週は、鹿児島へ2泊3日の旅。6年ぶりです。
街を歩くと、古い石造りの公共建築物やら軟石煉瓦の蔵やら、重厚な建物が目につく。
そして西郷さんだの大久保さんだのザビエルだの島津の殿様だの… 銅像だらけだ〜!
こんな南の端の国から、歴史をぐわわーっと動かしたんだよなあ。

主催者さんがグルメで、芋焼酎やらさつま黒豚やらフランス料理やら… ここのところコンビニと安居酒屋(まあいわきは食材がいいので不満はないのですが)で命をつないでいた身としては、舌も胃袋もびっくりのおもてなし。
ダイエット目的(またはアルコールとばし)の朝散歩もほとんど「焼け石に水」状態。
朝の桜島、あまりにきれいだったから、いいか。

さー、今月は、いよいよいろんなことが動き出しますよ!
空元気でもなんでもとにかく元気出して参りますよ!
いわきでのお仕事のことも、ぼちぼちご紹介していきたいとおもいます。200709020800000

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