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家出レベル

重すぎる腰をようやくあげて、きょうは引っ越しの荷物整理。
引っ越し、っていっても、いわきではしばらく同僚の家にとりあえず転がり込んで、まちのようすを見ながら家をきめようとおもっている。
そして今の家も当面は住み続けるつもりなので、まあ、ね。
資料と、夏服と、ふとんと、ちゃぶ台、そして自転車。ちんまりしたもんだよ。
ほとんど家出か夜逃げレベルです。

佐渡を離れてからの数年、引っ越しばかりしている。ほんとうに。
引っ越しは大変だけどおもしろい。
「今の自分に必要なもの」がみえてくる。

「ぺこちゃんは、逃げ続けている。それではなにひとつ本当につかむことはできないよ」
前の会社の社長(前の日記で酒瓶持ってる、あの人ですけどね)にいわれたことがある。
たしかに、言い得てるとも思う。
…自分としては、探し続けている、と思ってるんだけどね。

さあ、いよいよ明日から。どうなることやら…

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らせんの輪、ひとめぐり

10日前に突然Macがこわれたところからはじまって… なんか濃すぎる一週間だった。
ものすごくながくてすみません。備忘録に書いちゃいました。

月曜日
データが復旧しないかも、という連絡に呆然としつつも旅支度をまとめ空港へ。
おりたった札幌はひんやりと寒い。ヨーロッパの5月、という感じ。
「あのとき以来か」と賢作さん。そうですね、「夏の散歩道」以来です。
こうして、また一緒にくることができてうれしい。

火曜日
タルバガンのレーベルであるブックスボックスの田原さんが昨年末から、オーガニック・カフェの香聡庵さんと共同でお店をはじめたときいていて、マチネ公演が終わったあと俊太郎・賢作のお二人も誘ってたずねてみた。
香聡庵

連れて行ってくれた嵯峨治彦さん、ありがとう!
香聡庵の店主のみかさんは、自分が耕してつくった作物を料理して供している。畑の隣の鶏舎でかわれているめんどりたちがうんだ卵で作るケーキ。穏やかな味のお茶、コーヒー。
「カロリー」とかじゃなくなにか優しいものが自分の体の中に残る感じ。
みかさんは大の俊太郎さんファンで、自分の大好きな作品を、黙読し、朗読し、それでも大好きがおさまらない作品はさらに書き写すんだって。丁寧に、そして何度も書き写したレポート用紙の束をみて、俊太郎さんも「まるで写経だね」と笑いながらも感激しておられた。
あっという間に2時間がすぎる。ここに書ききれないけど、とてもたのしい時間をすごせました。感謝。
夜はアミーゴと合流して、賢作さんと3人でお酒をのむ。てかアミーゴがのんでいる! 
だからって調子にのってのみすぎることはないでしょ。反省。

水曜日
丘珠空港というこぢんまりした飛行場から中標津へ。久しぶりにプロペラ機にのった! そしておりたら牛のにおいがした〜! 中標津は明治時代に開墾された、酪農のまちなのだ。人口32,000人に対して牛が40,000頭超。ケータリングにも牛乳が… ははは。
40年前に、俊太郎さんがこのまちの小学校の校歌を書かれたことと、実行委員のおひとりがパリの日本文化会館で二人の公演をごらんになったのが今回のご縁の発端。
ゆったりとして、美しい笑顔をした主催の皆さんの風情にほっとする。裏方さんたちもまじめで親切な人たち。
ロビーではワインやソフトドリンクのサービス。出店してくれた山本商店の店主さんは、世界中の醸造所を歩いて1,000種類ものワインをあつめたという。当日はコンサートタイトルである「家族の肖像」をテーマにしたワインを選んでサービスされていた。おいしかった…(翌日俊太郎さんとお店を訪ねて買ってかえりました)
地元の高校合唱部による俊太郎ソングの合唱があったり、中標津東小学校の先生やOBを舞台に招き上げて一緒に校歌を歌ったりと、にぎやかな公演になった。

木曜日
200706211050000
賢作さんはパリャーソツアーのため早朝の飛行機で大阪へ。
俊太郎さんと私は午後の羽田便出発までの間、主催者さんの案内で町を観光。
最初に訪れた佐伯牧場はすばらしかった。 生活そのものが、美… わたしのあこがれの形。

サイロを改造してつくった美術館には3人の地元版画家による木版画が展示されている。俊太郎さんの訪問をききつけて出迎えてくれた版画家の一人、細見浩さん。なんとヒートウエイヴの細海魚さんのお父上だというから驚き。
牧場主の佐伯さんの娘さんが経営している「レストラン・牧舎」でおいしいコーヒーをごちそうになり、また長居してしまう。紅茶のクッキー、すばらしいおいしさだった。
そのあと、佐伯さんの案内で、ロシア正教の教会にイコンをみせていただきに。
北方領土からの移民が釧路に持ち帰り、その後釧路の教会がすたれてしまったために中標津へうつされてきたという古いイコン。
佐渡の宿根木のお地蔵さんたちをふっと思い出した。こめられたおもいの質がむすびつけたんだろうか。
祭壇の中央に飾られた2枚の絵に釘付けになる。山下りんという女性のイコン画家による作品だという。みつめあったまま、言葉をうしなってしまった。


金曜日
プランクトン最終日。
夕方、ケーキやおいしいハムなんかを買ってきてくれて、お別れのパーティをひらいてくれた。これでさよならなんて実感がないし、実際別の立場から関わっていくことになるのでさびしさはない。

川島さんとの出会いは99年のリアム・オ・メンリィのソロライブツアー。
「お金じゃなくて、リアムの心のための旅がしたい」と、竜太郎とのジョイントライブを提案してくださった。あのとき事務所で川島さんからの電話をとることができてよかった。
川島さんにはいわき行きを最後まで反対された。つらかったけどうれしかった。
ついていくのはほんとに大変だった(笑)けど、やっぱりお仕事一緒にさせてもらえてほんとによかったです。
で、この笑顔、です。
Photo

終電なのでかえろうとしたら、手首につけていたお守りのブレスレットがはじけた。
また、いちから、なんだなあ… 

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ただいま

旅から戻りました。
mac、新調しました。
渋谷のmacストアで、いわれるがままにだされたものをかってしまいました。
メモリを増設するのを忘れました。
初期設定をもうろうとしてやってしまったので不満が残ります。やりなおしたい…

今回の俊太郎・賢作ツアー、短い時間だったけどすばらしい出会いがたくさんありました。
そして、きのうの中標津はとってもいい公演だった… 感謝… ただただ、感謝。
まだ言葉にならないのだけど、あらためてかきます。

まずはマックたちあげなおしから…
そのまえにちょっとだけねる…

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札幌さむいっす

アナログ生活を謳歌します! って宣言したはじからホテルでパソコン借りてかちゃかちゃやってます。

約1年ぶりの札幌。空港に降り立ったのは22時まえ。
さむいっす・・・ なのに俊太郎さんも賢作さんも半そで・・・
「さすがにちょっと寒いかな」って賢作さんがかばんからとりだした上着もやっぱり半そで(笑)!
お願いだから上着買ってください、賢作さん・・・

わたしも、おふたりも、昨夏の「夏の散歩道」以来の北海道です。なつかしい。
というか、札幌はもう、いろんなことがありすぎた街なので、なんか、降り立っただけできゅーんとくる。

あしたは、40年以上も前に俊太郎さん(あ、谷川俊太郎さんですよ、はい)が校歌の詩を手がけた開成高校の芸術鑑賞会です。
学生さん対象の公演に立ち合わせてもらうのははじめて。
ちょっとどきどきしてます。たのしみだー。


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macがこわれたあ

先週末、とつぜんマックが起動しなくなりました。
24時間サポートセンターにもっていったけど、どうやらデータの復旧もむずかしいらしいです。
1ヶ月前にバックアップをとったきり・・・ふえーん。

そして今晩から俊太郎・賢作北海道ツアー。戻るまでなんの手出しもできません・・・
いまは同居人のパソコンを借りてかろうじて通信してますがそれもあと数時間。

仕事関係の皆さんごめんなさい。
あなろぐ生活、たのしんできまーす。

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みんなえがお

チーフタンズツアー、そして渋さ知らズと、怒濤の2週間を終えて、安堵と疲労がのこる身体を雨に打たせつつ、夜はNUUちゃんのライブのリハーサル会場へ。
残念ながらリハはすでに終わっていたけど、夕食を食べながらのミーティングに参加。スタジオの目の前にある中華やさんで、ちいさな円卓に身を寄せてすわり、曲順やスケジュールの話をした。

NUUちゃんの最大の魅力は、つい口ずさみたくなる、やさしくてかわいいメロディとことば。そして子どもからお年寄りまで、だれもが愛さずにはいられなくなる美しい笑顔とたたずまい。
あつまったミュージシャンやスタッフにも、笑顔が伝染している。

さっきまでの、私の「かりかりモード」はなんだったんだろう?
こころがふっくらとしてくるのがわかる。

今度の日曜、草月ホールで行われるライブは、つい先日リリースされたばかりのニューアルバム「縫う」のレコ発記念、そしてNUUちゃんのバースデイライブ。
ぜひあそびにきてください!

NUU『縫う』アルバム発売!そして『うまれた日』ワンマンライブ
出演 NUU、笹子重治(ギター)、夏秋文彦(ピアノ)、
黒川紗恵子(クラリネット)、渡辺亮(パーカッション)、高井亮士(ベース)

6月17日(日) 東京 草月ホール
東京都港区赤坂7-2-21草月会館内 TEL03-3405-4947 
http://www.sogetsu.or.jp/
時間 開場16:00/開演17:00
料金 中学生以上 前売3,700円/当日4,000円(整理No.付)
小学生以下 前売1,800円/当日2,000円(整理No.付)
*2才以下無料
詳しい情報はNUU公式WEB SITEをご覧下さい。
http://nuu-nuu.com 

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フルチャージでいこー!

チーフタンズ・ツアー小休止の数日間(わたしは旅からしばらく離脱していた)、明日にはすみだトリフォニーで再合流。

きのうはパリャーソのライブを聴きに。昨秋ぶりでした、ずいぶんごぶさた。
パリャーソの最大の魅力である、からっと明るくそして生命感あふれるサウンド、満喫。
さらに今回はゲストに吉野弘志さんを迎え、サウンドに締まりと深みが加わり、ものすごーくかっこよかった。

そしてきょうは、仕事仲間にさそってもらい、イッセー尾形さんと小松の親分さんの二人芝居をみにいった。 もー、さすが!ってかんじでした。
わりとかっちり構成された作品と、シチュエーションだけがあってあとはほぼアドリブで進めている(とおぼしき)作品と。全2時間15分の、見応えたっぷりのライブだった。最後の小品はどうやらほぼ「スジナシ」状態というか… まるで、ちいさなジャズハウスで、グラスを傾けながら戯れるようにセッションしているのを聴いているような、しかしここちよき緊張感あふれる、いい作品だった。

ライブってやっぱりすごい。エネルギーが与えられるというか、自分の中のエネルギーが動き出す、
というか。
元気をチャージされた(というかチャージできるコンディションにしてもらった)2日間でした。

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