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GW初日

ゴールデンウィーク初日は、掃除と洗濯とご飯作りと原稿書きに明け暮れた。
雨だったので部屋中洗濯物でいっぱい。窓が結露してます。
ひさしぶりに台所で料理らしい料理をつくった。
ゴボウとにんじんの煮物、カレー、もやしサラダ、大根サラダ、たくさんつくって冷蔵庫にストック。
ごぼうっておいしいなー。でもいっぱいおならがでるよう…

夏に北海道で企画する複合アートイベント「夏の散歩道」。
谷川俊太郎さんの詩に、山本容子さんが絵を、賢作さんが音楽をつけたコラボレーションCDブック「あのひとが来て」を基本テーマにした、コンサート、ワークショップ、そして展覧会を同じ都市で場所を変えておこなうというもの。

チラシのテキストを書きながら、頭が痛くなる。
音楽も、絵も、そして詩も、それぞれに独立する完成品なわけで、あらためて手を加えることでそれぞれの持つ力をそこなったり、受けとり手の想像をじゃまするような舞台にならないようにするには… とか、もういろいろ考えてしまう。資金繰りのこともいまだに頭をもたげる。
もーだめじゃー!!! やっぱしうちにゃーとてもできん!
となんべん投げだそうとしたことか。そうするといろんなところから救いの手がさしのべられてきて、「やり遂げるまでは死なんぞー!」とおもう。
気がつくと、この企画にすでに20人を超える人が巻き込まれて下さっている。
プレッシャーもいっぱいあるけど、楽しむ気持ちと感謝を忘れないで、夏までがんばるぞー。

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ショーロクラブ ライブ!

あさって、代々木のHakuju Hallでショーロクラブのやります!
昨秋にリリースされたPREVENDOのレコ発ライブ。
参加ミュージシャンが勢揃いしてのライブは東京だけ。
そしてサプライズ・ゲストも多数。

ぜひぜひ、あそびにきてください!
Choro Club

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舘野泉さんの椅子

旅から戻っても、息つくひまなし。へとへと&ぱんぱんだけど楽しい毎日。

きのう、すごく久し振りに音響家の新居章夫さんにあった。
鼓童が当時、アース・セレブレーションほか国内でのPA入り公演でお世話になっていたこともあり、はや15年近いおつきあいとなる。
頑固でおっかないけれど、楽器や会場そして演奏する人間そのもののコンディションに対するきめ細かな分析と対処を、愛情深くして下さる方。わたしはそういうスタンスで舞台に関わるスタッフが大好き。そしてそういう人たちにそだててもらってきたと思う。

新居さんは最近、ピアニストの舘野泉さんと岸田今日子さんの舞台のPAをなさっている。
舘野さんは、キャリア40年を超える、日本を代表するクラシックのピアニストのお一人だが、02年にコンサート中に脳溢血で倒れ、2年間のブランクを経て、左手のみで演奏活動を再開。この春は、舘野さんのために書かれた作品をたずさえて全国ツアー中。5/7にはサントリーホールでも公演される。(谷川賢作さんの作品も初演されることになっていて、いまからたのしみにしている。)

新居さんは、舘野さんが左手で演奏するのに、高い音域にいくときの腕の動きや姿勢を見ていて、あるとき「僕だったら腕つっちゃいそう…舘野さん、大丈夫なのですか?」とたずねてみたそうだ。
すると答えは「うん、僕も腕つりそう」
だったら、弾く音域にあわせて、身体ごと移動が出来るような、長いすタイプのピアノ椅子があったらいいんじゃない? ということで、ピアノメーカーやピアノ椅子の工房などから資料を取り寄せ、旅にも持ち歩きできる特注の椅子作りを引き受けてくれるところを探したそうだ。しかしこれが簡単そうでなかなか大変らしく、協力してくれる職人を見つけることが出来なかったそうだ。
じゃあ僕がつくるしかない、ということで、新居さんが着手することに。
驚いたのは、マイクやモニターのチェックで楽器の前に座るとき、舘野さんの椅子の高さやクッションの固さの好みなどを、新居さんは身体ですっかりおぼえていた、ということ。そうしたデータや、舘野さんとの細かいやりとりの末、ついに、試作品が完成。
「こんどのサントリーホールから、この椅子を使わせてもらうよ」と、
満面の笑みでその椅子に腰掛けている写真を、新居さんが見せてくれた。

そんなわけで、5月7日は、もうひとつ楽しみが増えました!

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off the beaten path

ジェシー・ハリスツアー、きょうは京都磔磔で。
酒蔵を改造した、32年もの歴史のあるコヤ。ここは…「磔磔さま」がいるなあ。コヤそのものに、魔法がかかっているような場所。
はいった瞬間から「ああ、今日はいいライブになるんだな」と確信した。
おもったとおり、すごいライブになった。初日が明けたとでもいおうか。

ドラムのアンディと、今回ゲストとして参加しているシンガー、サーシャ・ダブソンといっしょにホテルへ帰る道すがら、「今日のライブはとっても素敵だった。二人はどうだった?」ときいてみた。
まあ、あいかわらずのpoorな英会話がそこには繰り広げられたわけですが…
アンディが今日のライブを表現するのに、とっても素敵な言葉をおしえてくれた。
「off the beaten path」
とってもpoeticな表現らしく、直訳するとちょっとわかりにくくなってしまうのだけど(beaten pathとは、草原のなかを、何人もがふみしめてできた道という意味らしい)、
つまりは「地図にものってない、細い道をゆくたのしさのようなものだ」という意味なのだ、と。
それは、誰もが出会える道ではない、そしてそれを見いだし、歩けることの幸せ。そのくらい、希有な体験だったと。

うーん、こうやって書くとちょっと伝わってるか不安ではあるけれど…
明日は名古屋、そして土曜日は渋谷クラブクアトロで。
どうぞお見逃しなく…
プランクトン・ジェシーハリス情報

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大阪にて

大阪は、まだ桜がのこっています。

仕事で日本全国(都道府県)ほぼ踏破しました、とはいえ、劇場とホテルしかしらないところが多いんだなあ。とつくづくおもう。
今日私ははじめて道頓堀を歩きました! 
なんというか、アジアでもとくに個性的な街のひとつではないだろうか、大阪って。
このごちゃごちゃ加減、だんだん好きになってきた。いちど住んでみたいかもしれない。
お好み焼きの「千房」にもはじめていった。
関西風のお好み焼きは、広島の人間としてはそんなに簡単に認めるわけにはいかない。
しかしくやしいけどうまかった。ふんわかして、おなかにどかんとたまらない。
でもやっぱり、2日後の広島では「ほんもののお好み焼き」をジェシーに食わしてやりたい!

今回同行させてもらっている、ジェシー・ハリスはNYのミュージシャン。
華奢で、歯がきれいで、おしゃれで、おいしい物好きで、すてき。音楽はいうまでもなし!
音を聴いての印象をまったくうらぎらない、「ミネラル」な方です。
バンドのメンバー、そしてジェシーがプロデュースしているシンガー、サーシャ・ダブソンも、
チャーミングにしてすっと背筋の通った感のある魅力的な女性。
あしたのライブがほんとうに楽しみです。
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こけら落とし

恵比寿に、パフォーマンスやクラブイベントもできるおしゃれなバーが出来て、知り合いの誘いでこけら落とし(バーのこけら落としってへんな感じですが)ライブを見に行った。梅津和時さんと太田啓資さんのインプロセッション。

こけら落としって、その空間に初めて音を響かせる、ある意味「儀式」のようなものなんだなあ、とつくづくおもった。場所の空気そのものが、不思議にリキはいっちゃっているというか。その不安定さが、おもしろい。
ちなみに「こけら」って、木っ端とか、材木のけずりくずのことなんだって!
つまりその、こけらを、落とすわけか〜(勝手に納得。ほんまかいな)。

セッションは「45分」という時間だけかっきりきめてやろう、という設定だったらしい。
1st setはその時間と、場との関わりが折り合いつかなかったのか、ぎこちなさの否めないセッションだった。もちろん、百戦錬磨のお二人だから、それでも楽しめたのだけど。
20分ほどのブレイクの後、2nd set。こちらは文句なしにおもしろかった。
45分間の中に幾度かの大きな波があり、たとえば沈黙の中にもぴんと張ったテンションは持続していて、自然に集中できた。
はっと気づいたら、舫綱がはずれ、船は海へすすみだしていた、という感じ。

楽器も、おろしたばかりの頃はまだまだ鳴りが固い。徐々に徐々に、響きは豊かになっていく。ここはこれからどんなスペースに育っていくのかなあ。1年後くらいに、またひょこっとのぞいてみたいなあ…
hiroki-mode ebisu

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コンカリーニョにて

夏に2つの企画の公演をする、札幌・コンカリーニョにいった。
コンカリーニョは、軟石レンガでつくられた古い倉庫を利用して、
演劇・ダンス・音楽なんでもこいのフリースペースとしてオープン。
その後駅前再開発のために取り壊されたが、当時のスタッフがNPO法人のアートスペースとしての
再スタートを決意、3年の準備期間を経て、この5月に新しい建物でリニューアルオープンの運びとなった。
資金集めの労は想像を絶するもので、オープン1ヶ月前となった今もその苦労はつづいている。
なんと照明など吊りものバトンの設置は裏方スタッフの手作業(これがすばらしい出来なのだわ…さすが!)そのほかなんでも手作り&リサイクルで、広々としたハコを劇場にすべく、日々奮闘している。

初代コンカリーニョは、語り尽くせないほどの思い出の詰まった場所だった。
琴似の駅を降りてすぐ、元あった場所に高層ビルが建ち、
そのテナントの一つとしてあたらしいコンカリーニョは入っている。
目を閉じると、昔のコンカリーニョのことを思いだし、涙が出そうになる。
でも、目を開いていまの姿を見たら… 
そこには新しいチカラを得て前に進もうとする、みんなの現実がしっかり見えてくる。
感傷に浸ってなどいられないのだ。背中をぐぐいっと、押してもらったような気持ちになった。

きょうは打ち合わせのため立ち寄らせてもらったのだが、ちょうど今日はボランティアスタッフ総出で劇場内壁のペンキ塗り作業の日。
というわけで! わたしもほんのちょこっとだけですが…お手伝いしてきました! てへへ。

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グルメリポート風


札幌です。
外に出るとあたまがきーんとするほど寒いです。
でもきもちいい。
北海道に来て、ホテルに泊まるのって何年ぶりだろう。
さびしいけど、みんな忙しくしているし、気兼ねなくてよい。
北海道にくるのはこの10年だけでもたぶん20回は軽く超えてる(そして毎回滞在が長い)
と思うのだけど、「すすきの」というところには初めてきた。
ご飯をたべようとおもって街を歩くけど、のみやさんしかありません!!
がたがたふるえながらようやっとみつけたスープカレー屋さん。
鶏は網でこんがりやいて、野菜は素揚げしていれてある。
野菜が甘くておいしい。ごはんもいい炊き加減。見た目も鮮やかでしょ?
きょうは久し振りにがんばったし、ちょっとした「ごほうび」感。

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徹夜ハイ

うえーい久し振りに徹夜で出張準備したぜい。
きょうから札幌出張。あちらは例年にみない雪だとか。
転ばないようにしよう…

今回は夏に予定している2つの企画の打ち合わせ。
ばらばらのパズルのピースを、たったかたーっと組み合わせてくるつもりです。
脳みそでいくらかんがえてもだめ。答えは風にきいてくるのさ〜!

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MAGARIA

語りと音楽のメオト・ユニット「野花南(のかなん)」(嵯峨治彦&たなかたかこ)の二人が、ファーストアルバム「マガリヤ」のサンプル版をおくってきてくれて、さっそく聴いてみた。
自宅2階の「スタジオのどうた」(わたしがいつも泊めてもらう部屋でもある)で、二人で夜昼となく、長い時間かけてこつこつ重ね録りした渾身の作である。
(ちなみにユニット名「野花南」は、北海道に実際にある地名。すてきだわ〜)

「野花南」のライブは、結成したての頃にいちどみせてもらったきりで、そのころはぽんさん(田中さん)はまだ歌ってなかったし、楽器もどことなく恥ずかしそうに演奏してたというか… そんな印象しかなかったので、1曲目をきいたとき、正直びっくりした。

ぽんさんの歌声の美しさに、とにかくびっくり&感動。ほんとにいろんな声音を持ってるんだねー。宮沢賢治作品の朗読も秀逸。
そして、嵯峨さんの、何のてらいもなく一心に没頭している姿が目に浮かぶようなプレイに、心底感動。いままできいたどの演奏より、わたしはこのアルバムの中の嵯峨さんがすきです。もはや彼のモリンホールは、モンゴルの民族楽器ではなく、彼の声、身体になっている。
いいアンサンブル。戦ってない。響きあってるもん… …いーなあ…
この春リリース。たくさんの人に聴いてもらえるといいなあ。

MAGARIA

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金髪ぺこちゃん

鼓童メンバーの掘つばささんが、ツアー先のスペインからおもしろいものをみつけて送ってきてくれた。
金髪のぺこちゃん!!「Miss Palomita」だって。
ちなみに袋の中身はナッツです。パパの味、ってかんじ?200603312329000_1

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金柑少年

花冷えの夜。3月も今日で終わりですね。
今月は、山海塾の新作「TOKI〜時のなかのとき」と、山海塾の出世作といわれる、「金柑少年」(リ・クリエーション/1976年初演)をみた。

山海塾は、3作前の「HIBIKI」からみているのだけど、
今回の新作「TOKI」は、過去に私が見た3作品のなかで、いちばん「オープン」な感じがした。
冒頭30分くらいはなかなか集中できず苦労したけど、みおわったあとには「すがすがしさ」みたいなものがのこったというか、あたらしい意思が感じられたように思えた。

しかし、今回、「金柑少年」という作品をあらためて上演するということには、はたしてどのような意味があるだろうのか。そのことにとても興味があり、足を運んだのだけど…

ここ数年で加わった若いメンバーが、天児さんのソロパートを振り分けて踊っている。今回ソロを踊った3人の舞踏手は、真摯でしなやかなエネルギーをたたえていて、とても素敵だと思った(そのことに対して、たくさん拍手した)。
でも、客席にいるひとたちの大部分は、彼らの姿のむこうに、天児さんの面影を探そうとしていたような気がして。それは一つの象徴的な印象であって、つまりはすべてにおいて「過去を透かし見る」という見方、作り方だったように思えてしまった。(私自身「あの」金柑少年をライブでみれるのかあ、とおもってチケット買ったしね)
でも、なにか、それを凌駕するものを見せてもらえるに違いないという大きな期待はあったのだ。

「とき」を見たときに感じた、すがすがしさはいったい何だったのだろう?
どんな一歩を、ふみだそうとしているのだろう?
それを理解するまでには至れなかった。

うがった見方だろうか? ていうか、浅い見方かなあ?
同時代にうまれ、なんとなくにたような生い立ちをたどってきたグループに所属していたこともあり、
どうも、へんな思いこみに走っちゃってるのかもしれない。

あー、だれか観た人がいたら、感想分かち合いたいです。

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