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くたくたなべ。

こないだ出張から帰ってきたら、なぜか突然冷蔵庫が動かなくなっていた。
寒い時期でよかったよなあ、と思いつつ、新しい冷蔵庫をあわてて買った。
届くまでの間はさすがに生ものを買えず、さびしく外食生活をつづけていたが、
きょうやっと、晴れて冷蔵庫到着!
スーパーで買い物して、土鍋を引っ張り出して、お鍋にした。寒いしね。

以前、神戸の知り合いのうちにとめて頂いたときに、
白菜とかおねぎとか鳥肉とか油揚げとかを、くたくたになるまで出汁でやわらか〜く煮込んだ
鍋料理をごちそうになって、それが感動的においしかったので、それをまねて作ってみた。
野菜の甘みが溶け出して、根菜も口の中でほろほろとけるやわらかさ。
うん、我ながらうまくできたんじゃない?
昨晩のみすぎてあれまくっていた内臓にはやさしいお味でした。
寒い季節は鍋に限るなあ! 

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芝居と音楽

平松れい子さんという演出家がこの秋、静岡出身の作家・小川国夫の作品を戯曲化・上演するにあたり、音楽を生でつけたいのだけど、インプロに対応できる和楽器奏者を… とご相談くださり、二五弦箏奏者、中川かりんさんを紹介した。その作品「彰さんと直子」の稽古をみせていただいた。

生演奏と芝居の組み合わせ、一見魅力的なようで、大変難しいことではないかと思う。その場で発せられたナマオトは、ただの「効果」にはなりえない。エネルギーの質量はただならぬものである。
饒舌がすぎれば台無しになってしまう。しかしただ芝居の流れに従うだけでは生でやる意味がない。場面に求められた音を効果的に発することだけではなく、「沈黙という音」があることを、怖れてはいけないのだ。

そのあたり、平松さんのバランス感覚はさすがだと感じた。
そしてかりんちゃんと三人の役者さんの集中力も… これ以上書きつづけるとネタバレに発展しそうなのでやめますが。

平松さんと仲田恭子さん(おなじく小川国夫原作)の作品、上演時間30分の短編1本ずつを、今週末、静岡・藤枝市の鮑波神社で上演。12月6日には新宿でも上演予定。ぜひ、目撃してほしい作品だ。

平松さんのサイト「Ms. No tone〜ミズノオト」

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僕の好きな先生

こないだ突然、せんせいから、久し振りにメールが来た。
11/20から東急ハンズ横浜店で「東急ハンズ+ロフトワークコラボ企画」
ということで年賀状が売り出されるので、資料用に買っといてと。

saddam shozi

「せんせい」は、広島で活動するイラストレーター、庄司定さん。
私が中学校3年の時の美術教師である。
大卒の新任でやってきて、私たちの卒業の時には早々と退職してしまったから、
私たちは「せんせい」の唯一の生徒だ。
細身で、丸めがねで、ひょうひょうとしてて、やさしいけどクールで、ちっとも先生らしくない風情が、大好きだった。 
なんか変になついちゃった生徒は私も含め男女数名いて、放課後や休憩時間には美術準備室にたむろし、休みの日は家におしかけた。アトリエ代わりの台所はいつも粘土で真っ白(先生は彫刻をやっていた)。絵もたくさんかざってあった。茶しぶがこびりついた湯飲みにいれてくれたコーヒーをのみながら、本棚の本をあさったり、RCやルースターズをきいたり。先生の好きなものを、すきになりたかった。まねしたかったっつーか。
「もー、おまえら、帰れ〜!!」と追い出されるまで、うだうだ遊んだ。
高校受験とか部活引退とか、けっこう重苦しいはずの時期だったけど、おかげで全然平気だった。(しかし…今考えるととんでもなく迷惑な生徒だ)

卒業式の翌日に先生の退職を知り、「しつこい生徒に辟易したのかもしれん」とかなり落ち込んだが、だからといって行いを改めたわけではなく、高校に入ってからも新しい勤め先に押しかけたり、一緒にバンドをやったり、あいかわらずつきまとっていた。つきあってた彼氏はいぶかしがっていたけど、おかまいなしだった(結局事実上あきれられてふられた)。
あるとき「もうわしは教師じゃない、せんせいって呼ぶな」っていわれた。
「あだ名じゃと思えばいいじゃん。私にとって、せんせいはずっとせんせいじゃ」
…私はたぶん、先生の前で、ずっとこどもでいたかったんだと思う。

あれからはや20年だ(びっくりだよね、せんせい)。わたしもすこしは、大人になった。
こんど帰省するときには会いに行こう、そしてゆっくりのみながら話、してみたいなあ。

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旅の空。

旅をして身体の中に風をとおさないと、頭が重たくなって、胸がつかえて、
どうにも苦しくなってしまう。
というわけで、今日から(半分以上は仕事になってしまったけど)旅です。
これから仙台。そのあと広島。久しぶりに愛媛の内子にも遊びに行くことになったし、
大阪では昔の仲間に十年ぶりに会い、最後は札幌でタルバガンライブ。
なけなしの貯金はからっぽになるだろうが… いいんだ、今のあたしには必要なのだ!!

そうそう。こういう気まま旅をしていると、旅先でよく永六輔さんにばったりであう。永さんは昔仕事でお世話になって以来なにかと気持ちにかけていただいているのだが、仕事で立ち寄った劇場で講演会のポスターをみかけたり(それもまさにその当日ということが多い)、街でばったり、なんてことも一度や二度ではない。ほんとにびっくりするし、たのしい。永さんも「まったく君にはいつもとんでもないところで会うなあ!」と笑顔を返して下さる。
それは、けして赤い糸で結ばれてるとかそういうのではなく(あたりまえじゃ)、いかに永さんが日本中をくまなく歩き回っておられるかということにほかならないのだが。
永さん、いまごろ、どこの旅の空かなあ。

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とうとう

いまの部屋に引っ越してきてから、はや1年3ヶ月。
つまり、テレビのない生活、1年3ヶ月。

それまでは、テレビのない生活はありえない!派だったのだけど、まあ、お金がなかったこともあって、そのうち買えばいいかな、とおもっていたら、すっかりこの生活になれてしまった、というか、けっこう気に入っている。
ニュースはインターネットと雑誌でだいたい補えるし、さびしいときは、FMを聴いて過ごしている。
本を読む時間もたくさんできる。とにかく、静かでいい。
ツアーや出張先のホテルでたまにテレビを観ると、情報の飛び込んでくるかんじが刺激的すぎるというか… すぐつかれてしまい、ケーブルテレビの天気予報画面にしたりして(消すのは怖いのよ、ホテルの夜は苦手なのだ)。

ただ、不便なのは、資料のビデオをみるために、バイト先などテレビのあるところまででかけなくちゃならないことだ。夏に仕事場を自宅に移してから、いよいよ不便さは深刻になってきた。

やっぱりそろそろ限界かな… とおもい、
電気屋さんやインターネットショップを物色してはため息をついて過ごしていたら…
なんと、ミクシィで「テレビデオ譲ります」という書き込みが! さっそくメール!!
あっけなくOK。しかも、譲って下さる方はけっこうご近所さんであることが判明。
というわけで明日の夜、とうとううちにテレビが来ることになりそうです。
あさってから旅なので、実際にみられるようになるのは約10日後。

一気にテレビっこ状態に逆戻りしちゃうんだろうな、あたしのことだから…

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