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TAP me Crazy!

熊谷和徳「TAP me Crazy」@パルコ劇場。
客席は満杯。どきどきしながら客席についた。もちろん、不安ではない。
彼が、予想を超える驚きを与えてくれないはずがないのだから。

DJ・meet the beatのプレイの中客電が消え、気づくと客席通路にちいさなタップボード。颯爽とあらわれたKAZのTAPがはじまる。
今回は、HOOFERユS(TAPのアンサンブル)はじめ共演者が基本的に同世代ということもあってか、力の抜けた、いいセッションだ。

一つ一つのパートは十分な長さがあり、集中力をしっかり保たせている。
そしてとにかくオープンで、ハイテンションだ。ココロの胸がぴんとはられている、というか。どこかうつむきがちで、繊細な印象のあった彼はどこへいってしまったのだろう、この空間をすっかり制してしまうだけのエネルギーに充ち満ちている。
前半のハイライト、TODAYユS GUESTのスティーヴ・エトウとの30分のフリーセッションは最高におもしろかった。スティーヴさんの自由(破天荒?)なアプローチにに導かれ、彼の中からあたらしいグルーヴがどんどん生み出されてくるのがみえて、胸が熱くなった。

いつ出会っても、かならず「前より楽しい!」と思わせてくれる、急角度のベクトル。
TAPはダンスか音楽か?
そんなやぼなこと、いまだにほざいてる奴は誰だ?
「日本中がTAP一色になる、そんな日が来るのが理想」ある雑誌のインタビューにそう答えたKAZ。
大丈夫、あなたのその夢はきっとかなう。

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If you want it.

最近仕事でもいろいろやりとりしている知り合いと一緒に、さいたま新都心の「ジョン・レノンミュージアム」に行った。
ずいぶん前だけど、嵐山の美空ひばり美術館に行ったことがあって、そのときのことを思い出した。あのときもえらく感動した(となりで涙ぐんでる連れがいとおしかった)が、今回も、かなり素直に感動した私でありました。

なにやら、最初に買ったギターとか、パスポートとか、きっとファンの人たちがみたら大変に感動するのだろうなあとおもうお宝系の品物がたくさんあったのだが、恥ずかしながらその一つ一つについてはあんまり記憶にのこっておらず… 
両親の離婚と死によって深く傷ついた幼少時代から、ビートルズの結成、栄光、苦悩のさなかのヨーコとの出会いと一連の平和運動、一時的な別離と再会、息子の子育て、そして、運命の日。
その道程に一つ一つ生み出されてきた、珠玉の言葉と、音楽。 
切実な思いをさらけだす勇敢さと、どこかひかえめな風情と深い哀しみのようなものをたたえた瞳が、アンバランスなようにも思え、そしてすごくリアルだとおもった。 

からりと笑いながら、日々を楽しく生きてゆくことは、むずかしい。
気がついたら、重たい鎧を着込んでしまった自分に気づかされ、哀しくなる。
それでも愛を知り、愛を表現するために、人は生まれてきたのだ、と、ジョンは静かに教えてくれたように思う。


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たまにはいいもんだ。

チォカリーア・バスツアーで、メンバーとわけあった風邪もようやく快方にむかい、ためにためていた仕事をゆるゆると再開しはじめたところ。
きょうは久しぶりに、夏まで居候させて頂いていた事務所の人たちに会いに行き、近況報告会をしてきた。
ひっこしてからまだ3ヶ月だが、そのあとの時間があまりに濃すぎて、もう半年か1年くらい会ってなかったような気分だ。なんだか里帰りしたような。
たわいないおしゃべりをしたら、重たかった頭がすこしゆるんだかんじ。未来に向けてがんばろう、という気持ちがもどってきた。
たまにはいいもんだ。

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東海道中

ファンファーレ・チォカリーア日本ツアー続行中。
彼らは楽器が大きい(身体も大きい)ので、基本的にバス移動。
ヨーロッパの旅も、マネージャーが運転するバスで動くらしい。
基本的に乗りうち(移動した当日に公演する)なので、さぞかし体力的にきついだろうなあ、と心配したが、みんな慣れたものである。
トランクに荷物を積む手際がすごくいいし、座る場所も決まってるし。
(なんか、どこかのグループに似てるような…)
来日3回目ともなれば、高速のサービスエリアで食券買うのも慣れたもの。
というか、どこにいってもトンカツ定食なので、どうも日本語の「トンカツ」という文字をみんな覚えているらしい… ははは!

いつも私たちの旅に同行してくれるバスドライバーさんも、にぎやかなメンバー達をいやがったりしないで、本番を観てくれたり、終わった後の打ち上げにも参加してくれたりして、ありがたい。
きくと、会社の中ではなんとなく「外国人ツアー担当」になってるとか… フィリピンからやってきた、美人おかまちゃん軍団をのっけたこともあるそうだ! わはは!!

そんなわけで、相も変わらず旅してます。
そういえば昔の仲間達も、今ごろ、日本のどこかでこうしてうごきまわってんだろうな。

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よれよれ。

今週末、彩の国さいたま芸術劇場で「ジプシーの季節」というイベントを行う。
外国人プレイヤーだけで37名、総勢にすると出演者だけでゆうに100名を越す大イベントだ。そのあとは各グループわかれて日本ツアーを行うことになっている。今週あたまから徐々に来日もはじまり、事務所はすごいことになっている。
4日に来日したルーマニアのジプシーブラス、ファンファーレ・チォカリーアは、パリの大ストライキに巻き込まれ、トランジットでたちよったシャルル・ド・ゴール空港ですべてのチェックイン荷物を失ってしまった。一部楽器も含まれていたために、レンタルだのなんだので大奔走。民族楽器とか特殊楽器とか、入手に難航したが、たくさんのかたの親切に助けられ、とりあえず舞台に穴を開けることはなく旅をはじめることができている。まあ、航空会社がストライキを決行せず、無事にメンバーが来日できただけでもありがたい、と思うべきか…
そのうえいまは12月の公演のビザ申請の時期でもある。万博などの影響もあってか、
ビザ申請の基準が異常に厳しくなっていて、書類整備が大変なのだ。
連日、終電ぎりぎりまでデスクワーク。さすがに身体も脳みそも悲鳴を上げている。

はやくみんなの音が聞きたい! そして旅に出たい! 
そしたら一気に元気も回復するってもんだ。

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