« 岡本敏子に乾杯! | Main | 109 »

観音様が見よってよ。

子どもの頃、ピアノの練習がきらいで、ときどきレッスンをおさぼりしていた。
ピアノの本を持って出かけるふりをし、その辺の畑かなんかでなずななんかつんだりしながらぼーっと過ごし、何食わぬ顔でうちに戻る。
そんなことを2回も3回も繰り返せば、親にばれないわけがない。
夕方戻るとおっかない顔で母親が待っていて、「今までどこへいっとったんね?」とたずねられ、ばれたことに気づいてぼろぼろ涙を流す… 何遍繰り返したことか…
そのたびに母に諭されていた。
「だあれも見とらんと思うじゃろ? ちゃーんと観音様が見よってんよ。」

この「観音様がみよってんよ!」はなかなか、子どものワタクシには威力がありました。
目に見えないもの、思いの及ばないものに、見つめられてる事に対する畏れ、というか。
恐怖を植え付けられるというのとはちょっと違う感覚。
信仰心、とよんでもいいんだろうか? 
これってけっこう、人が育つうえにおいて大切な感覚なんじゃないかなあ。

なんできゅうにこんな話かって?
まあ、きょうは、観音様にみられてたような、そんな一日だったわけで。

(初稿を昨晩のうちにだしましたが、言葉足らずな感じがして4/27朝書き直しました.)

|

« 岡本敏子に乾杯! | Main | 109 »

Comments

はろ~ ぺこちゃん
てことは 観音様は自分自身てことかなぁ。。。ね。
うふ。何があった日だったのかなぁ。観音様の文字に惹かれやってきました。  お母さん素敵です。

Posted by: みっき~ | 2005.04.27 at 07:08 PM

賢太郎もそうだったけど、龍之介が突然部屋の天井のすみっこを見て号泣したりするのって、誰かおっかないおっちゃんと目があったりしてんのかねぇ〜?

Posted by: たけ | 2005.04.28 at 05:26 PM

みっきーさま>ふむふむ。たしかにどこかで自分が「だれかにみつけてほしい」と潜在的に願っていたりすることが形になってあらわれたのかもしれないですよね。それは先日あった観音様はまさにそうだったので。

たけしくん>なんなんだろうね!!ほんとおもしろいよね、子どもって。きっと大人になってぶあつくなっちゃった肌では感知できない何かを、感じちゃってんのかもね。

Posted by: ぺこ | 2005.04.29 at 12:10 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10137/3871532

Listed below are links to weblogs that reference 観音様が見よってよ。:

« 岡本敏子に乾杯! | Main | 109 »