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きのもちよう

ほんと、こっちにきてから、風邪ばっかりひいている。
バイト先の男の子に「もしかしてそれは、心の栄養がたりないんじゃないですか?」
といわれてしまったっ! ちょっとショック。
かくいう彼も風邪をひいていたのだが、それは一緒に住んでる彼女からうつされたんだって。
…どうせわたしはどこからともなくもらってきた風邪だわよ。

でもたしかにそうかもなあ…
ここのところずーっと、どこか「かちこち、ざりざり」している。

仕事がいやなわけでもないし、仕事ばっかりやってたわけでもないし。
一生懸命ごはんつくったり、花を買ってきて花瓶にさしたり、本いっぱい読んだり、
コンサートやお芝居見に行ったり、そういうこともしたよ、たしかに。
でも、そういう問題じゃないんだよな、たぶん。
鍵穴にあってない鍵を差し込んでも、扉はあかないのだ。

まだ、鍵はみつかってない。
どこに落っことしてきたのだろう。
いやいや、案外手元の束の中にあるのかも。

うーむ…


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母校よ!!

怒濤の4連ちゃん(といってもそのうち1公演はなんと中止になってしまったのだが…うー、海外みたいだ…)を終えて、Aguriツアーもいよいよ終盤に。あすの東京公演にむけて、移動をしているところ。

きのうは、私の出身高校の芸術鑑賞会で公演した。
昔からお世話になっていたサックス吹きの先生が現在母校の担当教諭になっていて、そのご縁で、かねてからの私の夢だった「Aguri学校公演」を実現することができたのだ。
生徒さんはこれまでのAguri公演のなかで最大の1000人が集まった。
体育館のうしろまでけっこうびっしり。
学校公演は、一般とは違い、べつにあたしたちにあうことを期待しているわけではないお客様である。どんな反応があるかなあ、こんなたくさんのお客さんに何が伝えられるのかなあ、とか、いろいろ不安もあったのだが、想像以上に好意的な反応が返ってきて、蓄積していた疲労がふっとばされるような、とってもたのしい公演になった。

びっくりしたのはその終演直後、
生活指導の担当教諭がすこし話したいことがあるので、とマイクを持ち、風紀規則についての話をはじめたのだ。さっきまでのあったまった空気はどこにいった? ってかんじの静まり返りよう。
このタイミングでその話しを「しなくてはならない」よほどの事情があるのだろうが… 「芸術鑑賞会」って、教育現場においてどんな意味があるイベントなのかなあ… って、正直おもった。

そして、スタッフのひとりが驚いていたのは、校内のきたなさ、である。
楽屋に使わせていただいた部屋も、玄関からいきなりほこりだらけ。あまりのきたなさに、おもわずぞうきんがけをしたそうな… その話きいて、わたしは恥ずかしかった。

自分の高校時代。そんなにたのしい思い出ってなかったような気がするけど、大人になってから、じわじわきいてくるような経験… ただ流されることなく、自分の価値観や、存在そのものを大切にするということを、教師や友人からたくさん教わる機会のあった、意味ある3年間だったようにおもっている。

我が母校の教師よ。
スカートの裾の話より、大人が教えるべき大事なことがあるんじゃないの?

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旅のあゆみ

10/31、とりあえず無事に佐渡で幕があき、Aguriの旅が始まった。

初日の緊張は、かなりなものだったけれど、
お客さんのあったかい反応が、すこしずつ心を緩めてくれたように思う。
これから2週間弱の旅、今年の舞台はどんな風に育っていくのか、
たのしみである。

一年ぶりの佐渡。
懐かしいというよりは、長い長い旅をしてちょっと戻ってきました、みたいな感じ。
木々を揺らす風の音、夜道を明るく照らす満月、だいすきな素浜の波の音。
体中の細胞が、栄養をたっぷりすって生き返るみたいな、心地よさがあった。

リハーサルがおわったあと夜遅くに町におりて、友人にも何人か再会することができた。
たった一年だけれど、それぞれに悲喜こもごもの出来事があり、
ただただ楽しいばかりの近況報告、ともいかなかった。
無邪気にばか騒ぎしてたころのことを懐かしむような年齢に、
私もいつのまにかなってしまったんだなあ…

でもやっぱり、佐渡の友人との時間はあったかい。
仲間のことを思い、本気でおこる、本気で涙する、そして本気でよろこぶ…
彼らはそんなシンプルな感情をわたしに教えてくれた人たち。
どこにいても、そんな風に人と出会い、かかわっていける仲間に出会いたいなあ、と、
つくづくおもった。

うーん、なんか子供っぽいコメントになっちゃったかな…

あすからはまたツアーに合流。
きをひきしめてゆかねば。


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