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Silent time

前の職場の仕事でであった、風(ぴゅ〜)の山野さんに、上京のごあいさつにいった。昨年70歳をむかえられたというのに、今年も年明けから2ヶ月もの間、「海王丸」という遠洋実習船に乗られたという、ものすごいバイタリティあるおじさまだ。
東京でひとり仕事をはじめるわたしを、「いとおしい」と何度も抱きしめて迎えて下さった。

「きみの出発に、何か贈り物を」と、実習船の写真をみながらひとつのすてきな話をしてくださった。
その写真とは、船の中の無線室にある時計の写真。
アナログの時計盤には、15分から3分、45分から3分ほどの目盛りの部分に、赤い印が入っている。
まだ衛星からの画像技術が高くない頃、1時間のうちのこの時間、どこかの船からの緊急信号を受け止めるため、無線での交信をいっさいストップする時間の目印なのだそうだ。この時間を「サイレント・タイム」とよぶらしい。
かつて世界中の遠洋航海の船が、みんなまもっていたルールなのだと、教えて下さった。

危機管理のための大切な時間なのだが、なんともロマンチックな時間だなあ、と勝手に思ってしまう。「1時間のうちに2度、とはいわないけど、一日の家にこういう時間を大事にしようと思って、僕も実践してるんだ」と山野さんはおっしゃていた。

世界中の船乗りが、誰かの声に耳を澄ます、時間。

いそがしさや、なかなか出口の見えない苦悩にひとりさいなまれるとき…
誰かの声に、そして自分の内なる声に、耳を澄ます。
たいせつにしよう、とおもう。

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とうきょうのさくら

東京に来てはや5日目。

仕事場、自宅ともに荷物を入れ終え、 ようやくおとずれた、静かな一人の時間。

午前中、家の回りを自転車で探検。きょうは最高のサイクリング日和だった! 三軒茶屋に向かう緑道は、桜満開。 近所の親子連れ、くるまいすのおばあちゃん、みんな陽気に誘われてゆったりお花見散歩を楽しんでいる。

全国各地、いろんな名桜はあるけれど、わたしは東京の町並みあちこちにある、桜が一番いいなあだと思う。庭先にさいているこぢんまりとした木もいいし、
信濃町あたりで中央線の車窓から見える川沿いの並木もいい。 さっき、瀬木貴将さんのライブ(すごく面白かった…お腹抱えて笑ってしまった)の帰りに寄り道した、原宿の東郷神社の夜桜もすてきだった。

明日からさっそく仕事始めだ!

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