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神戸

先週末は、ひさしぶりに関西に足をのばした。
トヨタがメセナ活動で7年前からおこなっている、アートマネジメント講座というのがあり、「まちづくりとアート」というテーマだったので、久々に参加してみたのだ。
講座自体はばたばたといそがしいスケジュールだったが、たくさん発見があって、これについては近日中にまたまとめて書いてみようと思う。

講座の帰り、神戸在住の知り合いの家にとめていただいた。
彼は、私の前の職場のOBで、何度もお目にかかったことはあるものの、直接同じ時間を過ごしたことはない。実はゆっくりとお会いするのははじめてなのに、すごーく気楽に誘ってくださり、肩の力をすっかり抜いた時間を過ごさせてくださった。わたしも調子に乗って、鍋を直箸でつつきまくりビールを2本も飲んだりして、すんません。
もちろん一番は、彼と奥さんのお人柄のおかげだと思うが、私たちにこんな時間をすごさせてくれたのは「佐渡での時間」という共通の記憶のおかげなのかもなあ、とおもう。
時を経てその色合いに変化は生じているけれど、同じ志のもとに海を渡った仲間、とまでいうとあまりにもあつかましいだろうか。
真野湾の夕日の美しさ、真冬の嵐、芽吹く春の山の色を、彼は知っているひとなんだ、とおもうと、この人の前でかっこつけることないじゃん、と素直に感じてしまう。

ぺこちゃん、次の一歩が大事やで。という「先輩」の言葉が、しみた。

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U-18

児童のための施設のため、18歳以下の子供および子供連れの大人以外は入れません。とかいてある!多分、一連の児童への傷害事件の対応なのだとは思うが、なんか、大人禁制のすっごく楽しい世界が繰り広げられてるような、ちょっとうらやましい感じがしちゃった。私も、U-18オンリーのコンサート、いつか企画してみたいなあ。

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U-18

渋谷で。明治通りをぶらぶら歩いてたら、東京都児童会館という建物をみつけた。子供向けアート大好きの私、まんまと吸い寄せられる。エントランスのガラスいちめん、子供達のつくった季節の壁画。うわーい!と入ろうとしたらなんと

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スローライフ

東京にて。桜新町にすむ友人のうちの近くに、長谷川町子美術館があり、散歩がてら出掛けてみた。てっきりサザエさん博物館なんだと思いきや、長谷川町子さんと姉の毬子さんによる美術品のコレクションが展示の半分以上をしめる素敵なミュージアムだった。名前にこだわることなく、自分達が本当に気に入ったものを少しづつ集めたのだという作品達、そしてフロアの一番奥にあるサザエさんの展示室で原画をあらためてみると、彼女の美学、そして人柄に、自然に思いがおよぶ。というか、もしかしてこれは一昔前の日本人の姿、なのかなあ。

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松山行きフェリー

呉港からフェリーにのって松山に向かっている。小さな島々と、かきいかだを左右にみながら、2時間の船の旅。長いこと島にすんでたし、仕事でフェリーを利用することも多く、船旅は苦ではない。長距離航路はとくにすきだった。旅に出る直前まで、荷造りだの留守中の引継ぎだので大変な状態になるけれど、いざ乗り込んでしまえば携帯もメールも使えない。誰にもつかまることなく、睡眠不足をとりかえし、お風呂につかり、本をよみ。半強制的に与えられるリラックスタイムがとてもすきだった。もちろん、辿り着ける港があるからだけれど。

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タイムスリップ?

今日、母校である高校に「営業」にいってきた。
昔お世話になっていた先生が赴任しておられ、わたしがこういう仕事をしていると知り、
高校の芸術鑑賞会に企画を提案してみないか、と声をかけてくれたのだ。
高校に足を踏み入れたのは、ほぼ卒業以来である。

こーゆーのは「なつかしい」というのだろうか?
時間の帯がくにゃくにゃと折れ曲がり、10代の頃の記憶が「ちょいとこないだ」な出来事のように寄り添ってきた。
セーラー服のスカーフを信じられないくらい時間かけて結んだり、授業中に友達と手紙を交換したり、彼氏とけんかしたり、テストの結果に一喜一憂したり、友達と机くっつけてお弁当食べたり… たわいもない日常をいっぺんに思い出して、なんかちょっと照れくさかった。

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白い道

taketomi.jpg


うまくいったのでもう一枚。
ザ・竹富島ってかんじの風景ですね。

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うまくいくかなあ

akabanah.jpg


画像はりこみテスト

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成人式(1/2)


毎年恒例の、竹富島の成人式。今年の成人は4名だ。
人口300名あまりの竹富。彼らの名前はもちろん、どんな子供だったかも、島の人たちはみんなよーく知っている。
公民館長など「長」とつく人たちや学校の担任の先生の祝辞も、ひとりひとりの子供の時からのエピソードが語られ、お祝いの言葉一言一言に感慨と祝福がたっぷりこめられていて、端で聞いている私までもらい涙をしそうなくらい感動的だ。
一通りの式辞が終わった後は、青年会と婦人会(ぶなり会とよばれている。ぶなり、とは女きょうだいという意味)による、お祝いの余興。これがまた、芸能の島・竹富にふさわしく、すばらしい。
「島の芸能は、神様に奉納するもの。上手に踊れればいい、ということではなくて、大切に伝えていくことがそのまま、島の人間を育てることにもなってるんだよ」とむかし、島の女性が話してくださった。
島の集落全体が町並み保存指定地域になっている竹富。しかし指定をうけるはるか前から、集落を美しく保つための規律がある(たとえば年2回の清掃検査とか!)。
きちんと生活すること、そのものが務め。そんな彼らの生き方に接するたび、自然と敬意がわいてくる。

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竹富の風景(1/1)

3日間たべまくり、歩きまくりでいささか旅疲れ気味の両親を見送り、スーパーで生鮮食品の買い物をしてわたしは竹富島へ。
もう夕方にもかかわらず、港は観光客とそれを待ちかまえる観光バス(といってもワゴン車だけど)でいっぱいだ。
お世話になる健ちゃんもまだお客さんを案内中。ごろごろと荷物をひいて、集落へ向かってゆっくり歩き始めた。

この島に通い始めてはや9年である。通い慣れた道ではあるが、その風景にも毎年少しずつの変化がある。今回いちばん驚いたのはなんといっても、集落への一本道と外周道路の交差点に横断歩道がかかれていたこと!
年々増えつつある交通量(観光バスだけで現在20台)への対応、なのだろうか、それとも島の子供たちの教育のため? などと思いを巡らせつつ歩き続ける。
集落に入る直前に、山羊小屋つきの畑がある。
最初の頃よくとまっていた「内盛荘」の正玄じいちゃんの畑である。
いつみてもきれいに耕され、やぎ小屋の前には新鮮な草がつみあげられている。
それをみると、ああ、じいちゃんは今年もお元気なんだな、とほっとする。

集落の中へ入り、丸八レンタサイクルをとおりかかると、「ゆうこさん、おかえり!」とこの家の息子、しんちゃんが声をかけてくれた。「健にーにーのうちまで送るよ」と車を出してくれ、道すがら島の近況をきかせてくれる。
明日の成人式では、はじめて司会を務めることになったというしんちゃんは現在25歳。毎年この時期にあわせて来島することの多い私は、彼の成人式ももちろんみている。酔っぱらってつい弱音を吐いてしまう、甘えんぼうの印象が強いけど、訪れるお客さんに丁寧に対応するその雰囲気が、私はとっても好きである。いつのまにか左手の薬指には指輪も光ってたりして。

「健にーにーのところ、29日にうまれたんだってよ」としんちゃんから聞かされる。予定は1月と聞いていたから、すこし早かったんだな。
わくわくしながら、とめてもらう離れの部屋で、健ちゃんの帰りをまつ。

ほどなくして緑のワゴンが帰ってきた。
「優子きたか。好き勝手にやっとけよ〜」
ぶっきらぼうないつもの調子で、かえってくるなりレーキを手に、広い庭の落ち葉をかき、犬小屋をそうじしはじめる。
そういえば、お産で亜季ちゃんが北海道に戻ってから早2ヶ月、にもかかわらず家の中も庭も全然あれてない。さすが健ちゃん…と思いつつ、動き回る健ちゃんのまわりで浮遊しつつ「生まれたんだって?」と声をかけてみる。
素早くくるっと振り返り「見るか?」と携帯を差し出す。ほかほか生まれたての赤ちゃんの写真が3枚。「健ちゃんがお父さんかあ!」と言ったら、すこし笑ってまた手を動かし始めた。

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浜崎のオクサン(12/30,31)

八重山の、しっとりと独特な匂いのある風に包まれると、やはりほっとする。
02年の11月、仕事で石垣を訪れた。
そのときの思い出が町中にちらばっていて、ゆっくり歩きながら、ちょっと感傷的にもなる。

うちの両親は沖縄に行きたいというわりに沖縄料理も泡盛も大の苦手である。
だけど旅に来たからには普段食べられないものを楽しみたいという… おかげで食事できる場所をさがすのが大変だ。
前回行ったとってもおいしかった店へ行こうと父に誘われ足を運ぶと、店の規模が昔の2倍になっていたにもかかわらず、なんと満席。
しかたなく、宿泊したホテルの目の前の魚介類を専門に出す店に入る。
これが思いがけず大当たりなお店だった。お刺身が新鮮でおいしいのはもちろん、カルパッチョやパスタなどイタリアン系の皿もけっこういける。
あるきまわっておなかぺこぺこだったこともあり、3人でものすごい勢いでたべまくる。

まず驚いた皿は「ウミガメのたたき」。えーそんなものたべていいの?と思いつつきいてみると、島でもウミガメを捕れる漁師さんはごくごく限られているとのことで、ふつうの店ではとてもたべられないのだとか。おそるおそるいただいてみた… 美味かった…

そして、最後に頼んだのが、「浜崎のオクサンの煮付け」。
近所の浜崎さんちのレシピでつくった地元の魚の煮付けだろうとおもい、
「これはどんな魚の煮付けなんですか?」ときいてみたら、
「ええ、浜崎のオクサン、です」
「!?」
正式な名前は失念したが、金目鯛にちょっとにた赤いお魚で、なんでも、どこぞの浜崎さんちの奥さんが毎日必ず1匹づつ市場で買って帰っていたことから、「浜崎のオクサン」と呼ばれるようになったのだそうだ!スーパーでうってるパックにも「オクサン」と表示してあるのだという、嘘みたいな話。
身はふっくらやわらかく、とてもおいしい。
マスターに「にるときに黒糖とかつかうんですか?」ときくと、「いや、ふつうの砂糖ですけど、魚自体からだしが出て、こんなしっかりした味になるんですよ」とおっしゃっていた。
マスターは長岡のご出身だとか。メニューに新潟の酒があり、父も大満足。
あまりに気に入って、なんと2晩通ってしまった。

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意地ぐぁー(12/29・本島)

沖縄の旅の風景を、これから数日かけて書いてみようと思う。

初日は、沖縄本島に。
早朝広島を発ち、昼前には沖縄に到着。
おもいのほか涼しいけれど、なつかしい空気に出迎えられる。
レンタカーで、本部の「美ら海水族館」へ。
1980年代に開催された海洋博の公園跡地につくられた世界最大の水槽をメインとする水族館。冬休みということもあり、人でごった返していた。アメリカ人のカップルや親子も多く目につく。
水族館は想像していたよりこぢんまりとしていたが、水槽内の照明に自然光も採り入れられており、とても気持ちよく、美しい。
地元のリピーターも多いという話はうなずける気がした。
そして、眼前にひろがる広大な公園と、そのむこうの海岸がなんとも心地よかった。

夜、国際通りで食事を簡単にすませて、私は大学時代の友人にあうため、うわさの新交通システム「ゆいレール」にのって出かけた。
7月にオープンしたばかりの、ぴかぴかのモノレール。終戦直前の地上戦で路面電車を破壊されて以来、58年ぶりに開通した「レールもの」。沖縄のひとは内地にでるとまず電車の乗り方にとまどう、なんて話を聞いていたものだから、なんとなくおそるおそる、という感じで駅に向かった。いざ利用してみると、お客さんも含め全体的に整然とした雰囲気で、なんか沖縄じゃないみたい、なんて勝手におもってしまった。
高い位置から見下ろす車窓の風景はなかなかなものである。

友人の音楽仲間たちの忘年会にすこしだけ合流させてもらった後、ふたりでなじみのバーに足を運んだ。
彼女とは、受験生の時に師匠の紹介で知り合って以来、はや15年来のつきあいだ。同学年の専攻生の中で唯一プロのクラリネットプレイヤーとして、地元沖縄で活動している彼女。

今年ははじめて、沖縄唯一のプロオケ「琉球交響楽団」の国内ツアーに参加したのだとか。その旅で刺激的な経験ができたよろこびを、熱のこもった調子で語ってくれた。
「なんていったらいいかね、今日の本番を絶対にいい演奏にするんだっていう、意地ぐゎー、ていうかさ、そういうものを初めて全身に感じながら、本番に迎えるようになったわけ」(「ぐゎー=小」は、名詞のしっぽにくっつける「愛しきもの」みたいな意味の接尾語)

彼女がいいたかったのは、目標を明確にさだめ、それを実現するための集中力、というような意味だとおもう。

意地ぐゎー。この言葉がやけに気に入っている。

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のはらかける

最初の来島以来おせわになっている、長男さんの家に新年会に招かれる。なつかしい顔が集まり、唄三線、踊りが満載の宴に、胸がいっぱいになる。予定日より少し早くうまれた、健ちゃんの赤ちゃんの話題になる。名前は駆くん。健ちゃんのアンマーが、孫の生まれる日の朝、男の子が白い馬に乗り駆け抜ける夢を見たので、そこから名をつけたのだそうだ。なんてすてきな話だろう。野原をかけぬけてゆく少年。すこやかにしなやかに、育ってほしいといのる。

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竹富島にて

沖縄入りして4日目にして初メール。やっと一人の時間をすごしてるからだ。夕方から竹富にはいった。けんちゃんの自転車をかりて、コンドイビーチにきている。夕方のこの時間は、定期船も終わり、民宿は夕食の時間なので、このしずかな海をひとりじめできるのだ。 と、ケータイとにらめっこしてるのももったいないので、このへんでやめよっと。

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