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浜崎のオクサン(12/30,31)

八重山の、しっとりと独特な匂いのある風に包まれると、やはりほっとする。
02年の11月、仕事で石垣を訪れた。
そのときの思い出が町中にちらばっていて、ゆっくり歩きながら、ちょっと感傷的にもなる。

うちの両親は沖縄に行きたいというわりに沖縄料理も泡盛も大の苦手である。
だけど旅に来たからには普段食べられないものを楽しみたいという… おかげで食事できる場所をさがすのが大変だ。
前回行ったとってもおいしかった店へ行こうと父に誘われ足を運ぶと、店の規模が昔の2倍になっていたにもかかわらず、なんと満席。
しかたなく、宿泊したホテルの目の前の魚介類を専門に出す店に入る。
これが思いがけず大当たりなお店だった。お刺身が新鮮でおいしいのはもちろん、カルパッチョやパスタなどイタリアン系の皿もけっこういける。
あるきまわっておなかぺこぺこだったこともあり、3人でものすごい勢いでたべまくる。

まず驚いた皿は「ウミガメのたたき」。えーそんなものたべていいの?と思いつつきいてみると、島でもウミガメを捕れる漁師さんはごくごく限られているとのことで、ふつうの店ではとてもたべられないのだとか。おそるおそるいただいてみた… 美味かった…

そして、最後に頼んだのが、「浜崎のオクサンの煮付け」。
近所の浜崎さんちのレシピでつくった地元の魚の煮付けだろうとおもい、
「これはどんな魚の煮付けなんですか?」ときいてみたら、
「ええ、浜崎のオクサン、です」
「!?」
正式な名前は失念したが、金目鯛にちょっとにた赤いお魚で、なんでも、どこぞの浜崎さんちの奥さんが毎日必ず1匹づつ市場で買って帰っていたことから、「浜崎のオクサン」と呼ばれるようになったのだそうだ!スーパーでうってるパックにも「オクサン」と表示してあるのだという、嘘みたいな話。
身はふっくらやわらかく、とてもおいしい。
マスターに「にるときに黒糖とかつかうんですか?」ときくと、「いや、ふつうの砂糖ですけど、魚自体からだしが出て、こんなしっかりした味になるんですよ」とおっしゃっていた。
マスターは長岡のご出身だとか。メニューに新潟の酒があり、父も大満足。
あまりに気に入って、なんと2晩通ってしまった。

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